もう息苦しくならない! パーゴワークスの『RUSH RUNNING MASKラッシュランニングマスク』  

このまえマスクを付けたまま山を登ってみたのですが想像以上にしんどくてすぐに外してしまいました。

マスクを付けたり外したりというのも煩わしいもので息苦しくならないマスクはないものかと探してみると、パーゴワークスから「RUSHラッシュ・ランニングマスク」なるものが発売されているではないですか。走る人のために作った息苦しくならないマスク、これは期待できますよ。

1枚1980円とメチャ高額なマスクですが、パーゴワークスは人気のため品切れになりそうな予感。。買えるときに買っておこうと思い色違いで2枚購入。
※ パーゴワークスのWEBSTORでは一人一枚までとなってます。

2枚で3960円+Tax250円 合計4210円。。高っ!

立体感のあるメッシュ素材の軽いマスクですが安っぽさはなくシンプルなロゴも入っておりなかなかの質感です。

ランニングマスクは耳掛けのゴムヒモが1本という独特な構造のため、通常のマスクと違ってスマートなシルエットになってますね。

マスク内側の黒いメッシュは張りのある素材で型崩れしにくくなっているため、口とマスクの間に空間ができて呼吸がしやすくなります。

息苦しくならない代わりにウィルスのフィルター機能は無いに等しいのであくまでも飛沫防止のエチケットマスクとして装着すべきですね。

通気の機能は失われますが黒メッシュと外側のメッシュの間には市販のフィルターを入れることができるため感染予防に対応できそうです。

耳ヒモの長さはスリーブをスライドして調整します。マスクを装着してからでも調整できるのでフィット感の調整がやりやすい。

ヒモが耳の上を通る構造なのであまりきつくフィットさせると痛くなる場合があります。これは普通のマスクも同じなのでさほど問題ではないですね。

1本ヒモだと、マスクを外して首掛けしておけるので落下してしまうことを防げますね。

簡易チャック付きのビニールケースに入っているのでバッグの中に入れての持ち運びにも便利。

ラッシュランニングマスクを装着してみると他のマスクとは比較にならないくらい全くムレずにスースー呼吸ができる感覚に驚きです。まーとにかく呼吸が楽。これなら登山やランニングで酸欠にならずにすみそうです。

そんな通気性の高いマスクはマスクの意味ねーじゃねーか!という認識も多少なりともあるとは思いますが、ランニングマスクは当初「シャレ」で企画されたとのこと。

DESIGNER’S VOICE

毎年エイプリルフールに「ナンセンスプロダクト」を発表するのが私の楽しみですが、じつは今年のネタはランニング用マスクでした。

「このマスクは感染防止効果はありません。免疫力のあるランナーのために開発しました」

というキャッチコピーを考えていましたが、4/1が近付くにつれ「シャレ」にならない状況になり、このネタは自粛することにしました。

そして4月に緊急事態宣言が発表。このマスクは「現実的なプロダクト」になってしまいました。
ならば本腰を入れてこのマスクを作ろう!と思い立ってから約1ヶ月、RUSH-UTに並ぶほどの試作回数を経て、ようやく手作り量産が始まりました。マスクの要らない世界になることを祈りながら、スタッフみんなで作りました。

とっても呼吸がしやすい代わりに感染防止効果はありませんので、免疫力を付けてから装着してくださいね!

Pack and Go !!

2020/6/4  PAAGOWORKS 斎藤 徹

パーゴワークス

実際には試行錯誤を重ね作り込まれているため1本ヒモのマスクとは思えないほどフィット感が高く、2重メッシュ構造でとても呼吸が楽です。1980円という価格が安く感じれるほどでした。登山のエチケットマスクはラッシュランニングマスクで決まりですっ。