アークテリクスのオールラウンドシューズ ARC’TERYX Acrux SL Leather(アクルックスSLレザー)レビュー

アークテリクスのシューズはキャンプでも街でも履けるゴツすぎないシルエットでありながら中身はガチのアウトドアシューズというところが魅力。モデルチェンジごとにカタログ落ちしたアイテムを30%OFFで売られていることが多いですが、人気のためかすぐに完売してしまいます。

キャンプや釣り、軽いハイキングにも使えて、街で履いても違和感のないオールラウンドシューズとして良さげだなと、前から気になっていたアクルックスSLのレザーモデルがセールになっていたためソッコーでポチり購入することができました。

アクルックスSL レザー

アクルックスSLはアプローチシューズとして設計されており、ロッククライミングの道具を背負って山道を登るための適度な剛性を持ったシューズという位置付けです。軽くフィット感が高いため山道で走れるほどの機動性を有しています。

アッパーはスエードレザーとゴアテックスの完全防水仕様。通気性とクッション性のあるタンからヒールまでスリッポンのような作りで足を包み込み独特のフィット感を生み出しています。

足入れは少し窮屈ですがループを引き上げて履き込むことができ煩わしさは感じにくいです。足首まわりにフィットするカッティングによりスキマが少なくなっているため小石などが入りこみにくいのはローカットシューズにはありがたい仕様。

コンバースオールスターやアディダスのスーパースターのような「ペタっ」とした履き心地ですが、 アクルックスにはヒールカップが入っているためホールド感が高く剛性感の高い履き心地になります。不整地でのウォーキングでは着地時に横ブレせずフニャフニャもしないので足にかかる負荷が少なく疲れにくいのが特徴。

つま先はラバーでガードされており山道などでありがちの木の階段や岩につま先をぶつけたことによるケガを防ぎます。ロッククライミングのアプローチシューズというだけあり岩場の歩行を意識した作りになってますね。

滑りやすい濡れた路面でも格段のグリップ力を発揮するビブラムメガグリップソール。吸盤のようなソールパターンは粘土質な地面よりもコンクリートや岩場などで強力に粘るのが特徴。普通に街履きしたくらいでもグリップ感の強さを感じます。

ラスト(靴型)の幅はたぶん3E+αくらい。私の足幅は3Eなのですが窮屈な感じは全くありませんでした。+1㎝大き目(スニーカーと同じサイズ)を選びましたが思いのほか大き目でした。ジャストサイズ±0でも履けると思いますが+0.5㎝~1㎝くらい余裕を持たせたほうが少し厚手のソックスにも対応しやすくハイキングでつま先が痛くなりにくいのでアウトドアで履くには良いかと。

アクルックスSLはゴアテックスブーティ内蔵の完全防水仕様です。

雨で濡れた芝の上をわさわさ歩き水たまりに入ったくらいでは全然滲みてきません。汚れたら水をかけてブラシでキレイにするということも可能ですね。防水仕様でありながらも通気性を確保しているためムレ感が少なく快適すぎる履き心地がクセになります。

スニーカーのように柔らかすぎない履き心地はアウトドアでは安定性が高く好感度高いです。タウンからアウトドアまでずっと履いていけるオールラウンドシューズ、アークテリクス・アクルックスSLの紹介でした。

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