デジカメの激安スペアバッテリーの注意点

ロワ・ジャパン パナソニック DMW-BLE9 DMW-BLG10 互換 バッテリー

デジカメの純正バッテリーは1万円~数千円と高価ですが、純正互換バッテリーならば千円~数百円と非常に安価で買えるのが特徴。

激安バッテリーは故障が多いのではないか?寿命が短いのではないか?と思われますが、ロワ・ジャパンのバッテリーは保証付き、比較的信頼性が高いです。

でもまあ、激安バッテリーなのでそれなりにトラブルはありますね。

主だったトラブルとしては。。

  • 突然電源が切れる
  • 電源が入らない
  • 充電できなくなる
  • 膨張してカメラから抜けなくなる

といったものですが、膨張以外はセルの電流が安定しないもしくは温度の影響による保護回路の動作によるもの。保護回路の働きで発火等のトラブルがないものの、ポツポツと上記症状が出てきて、次第に完全に充放電できなくなり、膨張が始まり使えなくなるというパターンが多いです。

互換バッテリーをメインバッテリーにするとカメラを使えなくなるというリスクがつきまとうので純正バッテリーのスペアという使い方が適しているでしょう。

ロワ・ジャパンのバッテリーを購入すると保証書付きの梱包材に包まれて送られてきます。購入より3か月の間に不具合があれば返金交換対応可能なのでその点は安心できますね。過去にロワ・ジャパンからバッテリーを10個ほど購入していますが初期不良は1つもありませんでした。

多少の不具合あれど、純正バッテリーと比べて圧倒的に安いので毎年買い換えていても元がとれるほどコスパの良さが魅力です。

左が純正バッテリー

純正バッテリーと比較するとロワバッテリーのほうが微妙に大きいのがわかります。

純正のものは規格シールを張る部分が凹状になっているのでカメラ内部との干渉が小さく出し入れがスムーズです。

初期不良でバッテリーが微妙に膨張していることがあれば、カメラに入れる時に挿入抵抗があるのですぐにわかります。そのような場合には無理に入れないようにしましょう。バッテリーに不具合がありカメラに入れたまま膨張してしまうと抜き取ることができなくなるので注意です。バッテリーをカメラに入れたまま保管しないほうがよいでしょう。

激安バッテリーといえど純正同様にインジケーター表示対応。残量確認が容易です。十分に残量があるにも関わらず電源を入れることができなくなることがありますが、これは保護回路が動作しているためです。頻繁に起きるようになると故障あるいは劣化しているので次第に膨張していきますので使わないようにしましょう。

新品時である程度充電されていますが使用前に満充電にしてから使うと良いです。充電後は完全放電してから満充電するようにすることでバッテリーのパフォーマンスを最大限発揮できるようになります。デジカメのスライドショー等の機能を回しっぱなしにしておくことでバッテリーを完全放電することができます。

しばらく使っていくと時々、うまく充電ランプがつかなくなる時がありますが、まずは充電器の接片にサビやヨゴレ、変形がないかチェックします。過放電により充電保護回路が動作している場合には充電器に10回程度付けたり外したりしていると充電できるようになる場合があります。

純正と比べて気温の変化や過負荷に弱いため、保護回路が動作しやすいのが激安バッテリーの特徴。保管方法や使用方法が若干シビアですが気を付けていれば純正同様に普通に使えてしまうのでコスパ最高です。

  • 高温になる車内に置かない
  • 完全放電と満充電をする
  • バッテリーの接片と充電器の接片の点検