2~4泊ほどの旅行や出張に丁度良さげな大きさのトラベルバッグは各メーカーから多数発売されていますが、アウトドアブランド、オスプレーの『ファーポイントウィールド36』はアウトドアバックパックの設計をフィードバックした本格的な背面システムを搭載しており、アルミ製のシャフトと大径ホイールを備え、機動性の高さと使い勝手の良さが魅力です。
オスプレー ファーポイントウィールド36
機内持ち込み可能(縦55×横36×奥23cm)、容量36ℓと比較的コンパクトなサイジングですが荷物を少なくできるトラベラーにとっては機動性が高くベストなトラベルバッグとなりえます。
ホイールとハンドルを備えているため自重は2.4kgと若干重めになりますがホイールバッグかバックパックとしてとして使用するので重さはほとんど気になりませんね。
36ℓのほかに65ℓサイズもラインナップされており比較的長期の旅行や海外旅行公共機関を使用して向かうソロキャンプにも適してます。
ファーポイントウィールドの特徴の1つとして、背面パネルのチャックを開けると本格バックパック並みの背面システムが現れます。蒸れ感を減少させるトランポリン構造の背面システムと、細かくフィッテングを調整可能なショルダーベルトにより長時間背負って歩いていても疲れません。バックパックスタイルの良い点は両手が空くのでカメラ撮影をしたり子供の世話をしながらの旅行などで活躍します。
背面にあるアルミシャフトを引き出せばホイールバッグとして利用できます。階段のない場所や移動距離が短いときはシャフトを引き出して使うと便利です。食事や休憩時などバッグの置き場所に困ることがあり、バッグは地べたに置きたくないものですが、ファーポイントウィールド36はホイールとスタンドにより地面に自立するのでちょい待ち時間などでは非常に便利です。
サスペションを備えた90mm大径ホイールは路面のデコボコで跳ねることもなくタイルのような路面でも安定して動作します。下のほうにある黒い金具はスタンドです。バックパックのショルダーベルトを使わないときはフラップをジッパーとバックルで固定しておきます。
フラップを閉めずにホイールバックモードで引いていくとショルダーベルトを引きずってしまうことがありますが、バックルを留めておくことで簡易的にフラップを閉めてカバーしておくことができます。
トップとサイドの大型グリップハンドルにより縦横自由に持ち換えることができます。トップハンドルはちょい移動で、サイドハンドルはバスなどの荷物棚に乗せても取り出しやすい仕様です。
外側に2つついているメッシュポケットが超便利、ドリンクホルダー付きのホイールバッグはなかなかありません。
待ち時間に飲み物を入れておいてそのまま移動できますし、傘やパンフレットなどちょっとしたものを入れておくことができて便利。
上部の2つの小物入れは大容量ですぐに取り出せる位置にあるためデジカメやモバイルバッテリーなどガジェット類の収納に便利です。
ラウンドに配されたメインファスナーはフラップに覆われており目視しずらく簡単には開けられないため防犯性があります。
大型のファスナーを開けるとフロントパネルがガバっと開くことができるので荷物へのアクセス性抜群ですね。
メッシュポケットや着替えなどの入ったポーチ類やPCスリーブを固定できるフラップを備えているため荷物が少ない状態でも内部で偏ることがなく安定します。
画像の横幅40㎝以下の小型ブリーフケースならば余裕で収納できますが横幅40㎝以上の一般的な大きさのものはちょっとキツイですね。
アウトドアプランドのバッグらしく、いたるところにループやベルトが取り付けられていますね。ショックコードやベルト等で荷物を外付けするのに便利です。底面は500Dの厚手生地を使用しているため擦れに強く頑丈です。
オスプレーはホイールバッグ以外にもトラベルバッグを多数そろえており、特にバックパックにもなるショルダーベルトを備えているモデルはどれも本格的な背面システムを搭載しており、背負い心地が非常に快適です。
アウトドアブランドのトラベルバッグ、オスプレー・ファーポイントウィールド36の紹介でした。