クリップタイプのサングラスなぞはメガネしてない方には不要かもしれませんが、メガネっ子(メガネオヤジ)としてはすごく便利な逸品。
メンテナンスが面倒なコンタクトをしてサングラスを掛けたり、高価な度付きサングラスを作る必要もないためにわずらわしさとは無縁で非常にリーズナブル。
今回紹介するハグ・オザワのgreen glass(グリーングラス)瞬間サングラスは 折りたたみ式でコンパクトに収納可能、ケース込みで32gと超軽量、しっかりしクリップなど、実用十分のスペック。
クリップ型のサングラスにありがちなペラい感じがあまりなく、フツーのサングラスに近いルックスで街中でも違和感のないデザインが魅力です。
瞬間サングラス は9種のフレーム形状があります。フレームカラーとレンズカラーの組み合わせはそれぞれ選べないのが難点ですがとりあえずはブラックフレーム×グレーレンズの組み合わせであれば無難かと思います。
手持ちのメガネフレーム幅が143mm以下のものが多かったため、フレーム幅140mmのGR-007Cを選びました。比較的小さ目なので女性にもおすすめ。
装着方法はクリップ部分をつまんでメガネに挟むだけととても簡単。
メガネのレンズを挟み込むような感じでガッチリ固定。クリップ先端はラバーで保護されておりレンズに傷がつく心配はありません。
サングラス自体はめちゃ軽くクリップ込みの総重量9gしかありませんのででクリップの固定力もあいまって多少激しく動いてもズレないところが良いですね。
偏光レンズは液晶が見えにくくなる場合があるので、デジカメなどの操作でレンズの跳ね上げ機能はすごく便利。
レンズの跳ね上げ角度を4段階に設定可能ですがメガネの形状によってはフレームが干渉する場合もあり、スムーズに中途半端な角度をキープできないこともあります。ですが完全なる跳ね上げか下げるかのどちらかしか使わないことがほとんどなのであまり気になりません。
サングラスフレームの上部に「バイザー」のように突き出た遮光フードがあるため、メガネとのスキマから太陽光が入り込みにくくなってます。
上から光が入ってサングラスの表面に当たると視界がギラつきますがフードのおかげでだいぶ反射が抑えられて快適です。
可視光透過率13%の若干暗めのグレーレンズは山の紫外線や水面の強い反射のような眩しさをカットするにはちょうど良い濃さです。
フレームは真ん中から折れてたためますが、クリップを上げておかないとレンズに干渉してたためません。うっかりクリップを上げるのを忘れて思い切りたたむと傷になったり壊したりしそうなので注意ですね。
実際に測定してみましたがカタログ通りの9gです。つまんで持ってみるとほとんど重さを感じず、メガネに挟んでみても全くと言っていいほど重さによる違和感を感じません。
なによりここまで小さくコンパクトに収まるのは良いですね。通常のサングラスの約半分のスペースに収まるため、登山ではザックの雨蓋やポケットの中に収納、釣りではロッドケースやベストのポケットの中に納まり気軽に持って行くことができます。
持ち運びに便利な衝撃に強いセミハードケースが付属しています。ケース込みで32gと超軽量。
フレームレスタイプのクリップサングラスは多くありますが、フレーム付きのクリップサングラスで実用的なものは数少ないです。その中でもリーズナブルで実用的なものとなると瞬間サングラスは選択肢から外せないですね。