弥彦山登山 田ノ浦コース 夏のマイナーコースはどんな感じなのか登ってみた

久々の山登りレポです

今回弥彦山の『田ノ浦コース』という海側から登るマイナーなコースを登山初心者の妻と二人で登ってきました。
登山ガイドでは上級者向けとされ、鎖場もあるとのことで 、歩きやすい表参道と裏参道しか登ったことがない妻を連れて行くのはどうかと思いましたが、「たまに違うコースを登ってみたい」とのリクエストにこたえ田ノ浦コースを選びました。

田ノ浦からのコースは4月頃登ると花がたくさん見られそれなりに楽しめるらしいのですが、ネットで探しても夏に登ったというレポ自体が少ないという点が気になっていました。

田ノ浦海水浴場に隣接された大駐車場。トイレあり

平日なのでガラガラです

まずは大駐車場から見えるレストラン横の車道を進み登山道入り口をめざします

登山道の詳細な地図が記載された看板が目印

細い車道をぐんぐん登ります。

ノスタルジックな旅館やレストランを過ぎ、さらに奥に進んでいくと

ヤブ道です。。。登山道入り口の駐車場はこの先ですが、

ここままヤブ道に車で突入すると間違いなくボディはスリ傷だらけでとんでもないことになります。

マイナー登山道なだけに雑草の駆除がされていないのは残念なところ

登山道まで車で行くのは諦め、砂利道手前の廃レストラン空き地に停めさせていただき、徒歩で登山道入り口まで歩いていくことにしました。

砂利道なので歩きやすく10分ほどで登山道入口に到着。10台ほど停められるスペースがあります。雑草の少ない時期にはここまで車で来れますね

車が停まっているところを見ると誰か入山しているのでしょうか

登山道入口に立つ案内看板。田ノ浦コースは砂防堤の作業道路であった歴史等が綴られています。

ロープが張られていますが横から抜けることができます
ここらへんは小さい車両が通れる砂利道なので歩きやすいです

しばらく砂利道を歩くと、登山道入り口との分岐にさしかかります
登山道の先は軽いヤブ状態ですが踏み跡があるので全く誰も通らないわけではなさそう。恐る恐る進んでいきます。

当日は気温30°を越えていましたが、登山道は沢に沿っているため、比較的涼しいです。

それにしてもクモの巣が多く油断していると巣に突っ込んで糸まみれになります。棒切れかストック必携、クモの巣を払いながら進むような感じになります。

ところどころ、人工的なブロックなどで道が修繕されていますが、全体的に野性味あふれる雰囲気の登山道で冒険感があります。

これは坑道?穴がぽっかり空いています。

土砂の流れを食い止める砂防堤ですね。

沢沿いの平坦な登山道を過ぎ、看板のあたりから急に道がハードになっていきます。階段状の段差が大きい部分もあり、道は良くありません。

大きい砂防堤の横でちょっと一休み。

木陰で川からの涼しい風もあるのですごく気持ちが良いです。

砂防堤を過ぎてすぐ渡河ポイント。この看板から先はさらに道が険しくなります。

携帯浄水器があればまず水に困らないのが沢添いのルートの良いところ。

カタダインBeFreeを使うことで荷物の軽量化につながり、ふんだんに水を使いまくることができます。常に装備に加えておきたいアイテムですね。


夏場はヤブ感が強くなるため道がよく見えなくなるのがこのルートの不人気たるゆえんでしょうか。

目印のピンクリボンが道迷いしやすいポイントに取り付けてあるので助かります。なければ確実に道を外していることでしょう

ときにピンクリボンが劣化して発見しずらいポイントもあります。

何回か渡河しますがそのたびにゴロタ石とヤブと倒木でどこが道かさっぱりわからなくなるので注意ですね

本日のクライマックス、鎖場です。

鎖場は危険なルートではありますが、しっかり鎖を握って慎重に渡れば滑落の危険はほぼありません。

滑りやすく鎖のない道のほうがおそろしいです。

鎖場を過ぎたあたりから谷を一気に登るルートになり、沢筋から遠ざかります。

道がよくなるかと思いきや、 ソコソコ高度感のある 細く滑る道になり歩きにくいです。

沢筋を離れたことで日当たりが増して急激に暑くなります。さらに急登が続きバテます。

ここらへんが一番しんどかった

しんどいので現れた坑道をまじまじ見る余裕がありません

朝から腹の調子がイマイチだったのですがここらへんでピークに達します。
止瀉薬を飲みますが既に遅く、やむなく人生初の「キジ打ち」を行います

しゃがんでいるときはヤブで周りから見えませんが、タイツを履く際に立ち上がるときに無防備な姿をさらすことになるので注意ですね。
人気のないマイナールートでよかった。。

山頂に向かうにつれどんどん気温が高くなります。
しばらく急登を進み弥彦山スカイラインの車道に出たところを左に向かいます

車道右手に山頂神社へ向かう登山道があります。

もはやヤブの道を登る気力はなく、車道を歩き進みパノラマタワー乗り場に向かいます

パノラマタワー乗り場には売店や軽食を食べれるスペースがあり、トイレもあるので休憩に最適。

パノラマタワー乗り場から一段上の展望食堂で食事をするつもりでしたので、ヤブ道を登るか、だいぶ先の階段から登るか、タワー乗り場からのクライミングカーを使うかになります。
展望食堂まで歩いていくのは暑くバテていて無理なので有料のクライミングカーを使うことに。

ノスタルジックなクライミングカーはなんとなく懐かしい

クライミングカーからの景色。佐渡ヶ島がくっきり見えます

売店を過ぎ階段を上った2回の展望レストランに到着。

「スープ水餃子定食」980円 と「やひこラーメン」790円 を注文

展望レストランはほんと眺めのよい席ばかり。

海側は佐渡や越後七浦の海岸線を展望できます
奥のほうは越後平野を望むことができ解放感抜群。

天気の良い日でよかった

スープ水餃子定食 980円

やひこラーメン 790円

けっこうな暑さでバテバテで食欲があまりありませんでしたが、疲れた体にしみわたるラーメンがうまく感じてスープまで飲み干してしまいました。

この後、下山しましたが、道が滑りやすく妻と私は転倒しまくりで泥だらけとなる状態でした。
夏の田ノ浦ルートでは登山者に一人として合わず、雑草多数、展望もほとんどなく、道があまりよくない、など気軽に行くべきルートではないと感じました。

やはり花が見れる春先の時期が一番良いのかなと思います。

あまり人が入らない静かなコースが好きな方や、トレーニングには良いコースなのではないでしょうか。


コースタイム
廃レストラン駐車場10:30→弥彦スカイライン車道12:45→山頂レストラン13:05→休憩13:40→駐車場15:30