軽くて持ち運びやすい「ソフトクーラー」や「クーラーバッグ」ですがハードクーラーボックスと比べると保冷力の弱さが気になります。そんなソフトクーラー界の中で最強レベルの保冷力を誇りハードクーラーにも劣らない保冷力の『AOCoolers(エーオークーラーズ)・キャンバスソフトクーラー』、DX(デラックス)24パックのレビューです。
24パックは350缶×24本と氷約6kgが収納可能な容量23ℓのソフトクーラーです。
20ℓ~25ℓほどのクーラーは少人数のキャンプで丁度よいサイジングですし、ファミリーキャンプの予備クーラーとしてとても使い勝手が良いため、1つ持っていると何かと活躍しますね。
生地は厚手のキャンバス風ナイロン。水濡れに強く頑丈な素材です。
特徴的な柄はハンティングアパレルを得意とする、モッシーオーク社のブレイクアップ柄です。
幅43cm、奥行 25cm、高さ 30cm、重量 1360gとコンパクトで軽いです。
キャンバスソフトクーラーのDX(デラックス)は両サイドにマチ付きの大容量ポケットが付います。
折りたたみのカゴや調理用具などけっこういろんなモノが入ります。
1.5ℓのペットボトルを立てて入れてチャックを閉めると少しつっかえる感じになりますが、サイドのバックルを外すとトートバックのような形になり、デカめのボトルを収納立てて収納可能な形態になるのが特徴です。
サイドのバックル部分にレジャーシートを挟んでおいたりだとかポーチを付けたりできますね。
バックルを外すとトートバッグ形状になります。
ショルダーでの担ぎ易さは箱形よりトート形のほうが良いです。
1.5ℓペットボトルとロゴスの氷点下パックXLを入れてみました。
トートバッグ形にするとペットボトルを余裕で立てて入れることができるようになり、食材を入れるスペースを広く使えます。
スーパーで買った肉のトレーやコンビニの弁当など小さめのパックならそのまま重ねていくことができるので買い出しにも活躍。
バッグの大きさに比べて内容量が少なく感じられますが、19mmというぶ厚い断熱材を使用しているためですね。
保冷力は高性能ハードクーラーには劣りますが、ソフトクーラーの中では間違いなくトップレベルです。1泊2日のキャンプならば全く不安がありません。
底面までハンドルのウェビングテープがぐるっと縫い付けらておりとても頑丈な作りであることが伺えます。重いものを入れて持ち運んでもビリッと破けることはまずないでしょう。
23ℓのソフトクーラーにしてはオーバースペックなのではないかと思えるほど幅広でパット入りのしっかりしたショルダーベルトが付属しています。
ゴツいショルダーは大型の36パックや48パックと共用なのかもしれません。
『AOCoolers(エーオークーラーズ)』 はハードクーラーボックスに劣らない保冷力はもちろんのこと、 収納量が多く剛性の高いハンドルのため、ギアを乗せてキャリーとしても安心感があります。バックパックとAOクーラーの2つでソロキャンプに必要なギアを全て運搬できるため、サクッとソロキャンプに行ってくる。といった弾丸キャンプが容易な機動性の高さが魅力です。
ソロキャンプ用クーラーバッグ欲しいタイミングでテンマクデザインの「野蔵」NOGURAが発売されたため、どちらにしようかかなり迷いました。
野蔵が入荷待ち状態になったので、ずっと前から欲しかった AOCoolers にしましたが、いまのところ全く不満はないですね。同じような容量で19㎜厚断熱材を使用したテンマクの野蔵とAOCoolers24パックのどちらを買っても満足度は高いでしょう。