山旅を快適に過ごすために欠かせない『歯ブラシ』と『みだしなみミラー』ですがなかなか理想的なものが売っていませんでしたので個人的に使いやすいものを自作して持って行っています。
自作と言っても歯ブラシの柄をカットしてカバーをかぶせるだけなので簡単です。

製作したアイテムは歯ブラシ9gとミラー25gになります。
市販されている旅行用のコンパクトに折りたためる歯ブラシはデザイン性や携帯性は良いですが個人的に使いにくかったので使用するのはやめました。

アウトドア用にする歯ブラシは自宅でも日常的に使用しているブラックダイヤをチョイスしてます。幅広ヘッドで極細毛なので山で使う際にも少ない水分量で短時間でしっかり磨けるのでお気に入りです。


早速、歯ブラシの柄をカットしてみましょう。

比較的柔らかいプラスチックとはいえけっこう太い部分をカットすることになるので、少し大き目のニッパー(長さ150㎜以上)を使用したほうが良いですね。
ブラックダイヤはくびれがあるので比較的カットしやすい歯ブラシです。

歯ブラシのグリップを残してカットするのがコツですね。エビスのプレミアムケアもカット後にグリップがキレイに残る歯ブラシなのでおすすめ。

グリップのラバーの部分をつまむと滑らず力がはいるので意外と普通に磨けます。
ラバーのないタイプの歯ブラシは多少はつまみにくくなるかもしれないので少し長めにカットしてもよいのかもしれませんね。
グリップが短くなったことで磨きつらいということもなく普通に磨けますが、口からタレる水分は指に多少はつきやすくはなります。

旅行用のコンパクトな折りたたみ歯ブラシではよく磨けず不満がある場合、市販のものをカットして持っていくと良いですね。カバーは幅広ブラシ対応のものを使用しています。
歯磨き後のさっぱり感を追求すると歯磨き粉で磨きたいところですが、登山域では基本的に研磨剤入りの歯磨き粉の使用禁止なので、コンクールやオーラルピースのジェルタイプのもので磨くようにしています。
山旅であると便利なアイテム手鏡(ミラー)です。
スマホなどに貼れる小さなミラーシールやカードサイズのも便利ですがやはり大き目のミラーのほうが使いやすいです。

ミラーは100均で購入してきたバスミラーです。背面にマグネットが貼ってあるのでそのままだと無駄に重いです。

100均のバスミラー裏側に貼ってあるマグネットを剥がして軽量化。

マグネットを剥がしてかなり軽くなりました。そのままむき出しで持ち歩くと傷だらけになってしまうのでパッケージの透明袋に入れておきます。
バスミラーは樹脂製で軽く、顔面をすっぽり写せる大きさなので日焼け止めを顔に塗るときなどに便利です。ミラーはエマージェンシー用にも使えるので携帯していると安心ですね。