第二種電気工事士「実技」の受験会場、新潟大学へ約1時間前に到着しました。
会場近隣のコンビニやスーパーには、「電気工事士受験の方は駐車しないでください」という看板を持った係員が見張っているためほぼ駐車不可能状態になっています。
受験票には公共機関を利用するようにとの旨が記載されておりましたがまさしくその通り。
会場付近にコインパーキング等ありますがどのパーキングもソッコーで満杯になり、 試験開始30分前に、車で会場に到着したとしても、駐車場を探すのに時間がかかり遠くの駐車場に停めた場合には受付時間に間に合わずきっと遅刻してしまうでしょう。
車で来るのは無謀なのかもしれません。
受験会場まで送ってもらうか、公共機関を使ったほうが間違いないですね。
第二種電気工事士の受験者は思っていたよりも多くて、新潟会場だけでざっと300人以上いたのではないでしょうか。
受験者の年齢ははみたところ20歳台4割
30歳台3割、40歳代2割
高校生と50歳以上の方をたして1割くらいの比率でしたね。
会場は部屋単位で受験番号順に割り振られていて、自分の番号を確認し試験が行われる部屋の入口で係員に番号を確認してもらい入室します。席には番号と名前が張り付けられていますので、座席を間違うことはないでしょう。
机の上には傷防止の厚紙が敷いてあり、その上に受験の注意書き、 合格後の免状申請に使う書類が置いてあります。※自宅の机で撮影。
係員が一通り受験に際しての説明を行い、マークシートに受験番号と名前、受験地を記載(鉛筆かシャープ必要)し、いよいよ受験問題用紙が配られます。
問題用紙は係員の指示があるまで開いてはいけませんが、部材リストでどのような回路であるか確認できますし、ガン見していると透視能力が覚醒することがあります。
そして試験用の部材が入った小箱が配られますので、係員の指示で箱を開け部材チェックタイムが始まります。
小箱の中には丁寧に梱包された部材とビニール袋、完成品取り付け用のタグが入っています。
リングスリーブなどの小物はぶちまけないような、もしくはぶちまけても大丈夫な配置に並べ替えておきます。
ケーブル類を伸ばしておこうかと思いましたが、机の奥行きが思いのほか短く、伸ばしたケーブルが机から大幅にはみ出してしまう状態でしたので
作業中に引っ掛かり落下しやすいのではないかと思いあえてコンパクトに丸めた状態にしておきました。
回路を組み立てた完成品に取り付けるタグは受験番号と名前を書き込むようになっているため、あらかじめ記入しておいたほうがいいですね。
タグを取り付けることはここで始めて知ったので、最後に付け忘れてしまうのではないかと心配になり、一応、工具入れの目立つ場所に取り付けておきました。
作業中に出た細かいゴミは同梱されていたビニール袋に入れますが、ビニール袋の口を折り返して口を広げゴミを投入しやすくしておくとよいです。
まあ、ゴミ袋は小箱の封シールかテープを使いテーブルか小箱に張り付けて固定しておいたほうがいいかもしれません。
いよいよ試験開始ですが、部材チェックの時点でどのような回路を組めばよいのかわかったのでなんの緊張もなく作業を始めることができました。
H30年テキストの候補問題11アウトレットボックスを使った問題でしたので、
回路自体は単純なものですが、アウトレットボックスにねじなし管を接続するという少し厄介な工程があり真っ先にアウトレットボックスを作ってしまったほうが良いと判断し、複線図は書かずにすぐに作業にとりかかりました。
他の受験者のほとんどは複線図を描き始めたみたいでしたので、静かな中で工具をガチャガチャ使い始めたのは私を含め数人程度だと思います。
第二種電気工事士の技能試験の参考書などで単線図を複線図に書き直しましょうとよく書かれれいますが、実際は複線図を描いたところで採点には影響しませんし、描かなくとも回路を製作し合格することはできるので複線図は不要といえますね。実際の回[…]
11:30分に試験を開始し、結線の仮止めまで終えて腕時計を見ると、11:48分でしたので、ゆっくりと回路のチェックをすることができました。結線を終え最終チェックを終えて時計を見ると12:00。
10分ほど時間があまりましたので何度もチェックをして過ごし、残り時間ギリギリで試験問題を完成させていた人は半数程度だったように思います。
No11の回路はアウトレットボックスの作成とコンセント及びスイッチに単線IV線の取り回しとB線の渡し方、接地側Wの(中)リングスリーブのカシメがキーポイントになります。
何度もチェックしましたが、ミスはないと思います。
まだ正式に合否判定は出ていませんが不合格だとしたらものすごくショックです~
4月の第二種電気工事士の受験申請から7月下旬の技能試験を経て、8月下旬に試験結果通知が送られてきます。また、試験結果発表日に電気技術者試験センターのWebページから受験番号を入力し結果を素早く知ることもできます。私の試験[…]