小さい子供の釣りデビュー。大人とシェアできるおすすめタックル選び『ダイワ・クロスビートSW』と『シマノ・シエナ1000』

小さい子供の釣りデビューについて子供だけでなく大人が使用しても満足するおすすめのタックルを紹介します。

幼稚園児の釣り

3~5歳の保育園児ではそもそも竿を持つのを怖がることもあり、竿を持たせたとしても狙った場所にエサを届けることが難しいです。エサ付けと仕掛けの投入まで大人が行い、魚を釣らせてあげることリールを巻くという動作は小さい子供には難しいため、池やニジマス釣り堀などで楽しむといった釣り方がよいでしょう。

小学生低学年の釣り

6歳くらいになると少し練習すればリール付きのロッドでキャストして巻くこともできるようになる子もいるので釣りのフィールドはグンと広がります。

7~8歳になるとキャスティングスキルが向上し堤防からのちょい投げやサビキ釣り、ウキ釣り、ルアー釣りなど難なくこなせるようになります。

ただしタックルのセッティングや餌付け、キャスティング時の安全など細かいことはうまくできないことが多いため大人がフォローすることも必要になります。

子供用の道具を買ってあげるタイミングとしては7歳、小学1年生以上を目安としたほうがよいでしょう。

子供用のタックル選び

まずはじめに私が購入したのが子供用の激安釣りセット。ロッドの破損やリールの故障、ライントラブルなどが多く釣りにならないことも多々あり結局買い替えました

釣具店の子供用タックルは見た目のカラフルさで子供の目を引き、一式揃ってリーズナブル価格ということもあり非常に購入しやすいですがロッドの長さが165㎝と短くリールに巻いてあるラインが3号と太いため海でのちょい投げ限定的な使い方しかできず、サビキやウキ釣りには使うに厳しいです。

激安品が悪いものとも言い切れませんが海釣で使うには2m~3mの長さのロッドを選び、ラインを良いものに巻き換えたほうがよいでしょう。

子供用のタックルに求めるスペック

子供用のタックルの選び方としては淡水ルアー用のロッドは海釣では若干短くパワー不足と感じることが多いので頑丈なソルトウォータールアーロッドをおすすめします。

  • ロッド長さ2~3m程度
  • ライントラブルの少ないガイドシステム(PEライン対応のルアーロッドなど)搭載のロッド
  • 仕掛けが良く飛び感度の高いカーボン含有率70%以上のロッド
  • リールの大きさはコンパクトで軽い1000~2500番スピニングリール
  • リールに巻くラインは2号~3号の蛍光色などの良く見えるものを
  • パーツ購入・修理などのアフターサービスの充実したメーカー製
  • 子供が成長して大きくなっても使い続けられるスペック

予算的には1万円~1万5千円ほどで満足のいくスペックのタックルが揃います。

ダイワ クロスビートSW766TML

小学低学年の息子用のロッドとしてダイワ・クロスビートSW766TML(2.29m)を選びました。

子供用としては1万円をオーバーしてしまうタックルなので少々贅沢かなとも思いましたが子供・大人と共用できるほどのスペックなので買って後悔するようことはありませんでした。

クロスビートはカーボン含有率80%以上の素材が使われており大人のキャストにも耐えうるシャープな反発力が特徴。子供用と大人用に兼用できる非常にコスパの高いロッドといえます。

クロスビートSW766TML(2.29m)や836TML(2.56m)はちょい投げや子供用に短くしたサビキ仕掛けを取り回しやすい長さです。子供もキャストしやすく扱いやすい長さですね。

重めの仕掛けやサビキにも対応する907TM(2.74m)はシーバスにも対応するパワーがあります。

クロスビートは小径多点ガイド仕様のためガイドへのライン絡みを低減できます。ライン絡みのトラブルが減るため「糸が絡んで巻けない~」と呼ばれることが少なくなります。

身長約130㎝の息子にキャストしてもらいました。タックルの基本性能が高いのですぐにコツをつかみ飛距離が出せるようになっていきます。

けっこう重めのウキサビキ仕掛けをキャストしてますが小継ぎのパックロッドとは思えないほどのきれいな曲がり方です。

クロスビートは仕掛けが良く飛びますし感度も高いので釣りの面白さを体験するのにおススメのタックルと言えます。

ダイワ・クロスビートSW766TMLの特徴

  • カーボン含有率が高く軽くシャキッとした調子で飛距離が出る。
  • Sicトップガイド装備、多点ガイドシステムにより糸カラミが少ない。
  • 仕舞寸法50㎝以下と非常にコンパクトに収納可能。

クロスビートは収納時の寸法が50㎝程度と非常にコンパクト。ルアー釣りにも対応したモバイルロッドで、キャンプや旅行の合間に釣りをしたいときなどでも活躍します。

シマノ シエナ1000

リールはコンパクトで軽くリーズナブルプライスなシマノ・シエナ1000を購入しました。
糸付きで3000円ほどで購入できるコスパの高いリールです。
小学低学年ほどの手の小さい子供はリールの大きさ1000~2000クラスの小型スピニングが軽くて扱いやすいためキャストがすぐに上達します。

シマノ・シエナ1000の特徴

  • 良く見える蛍光イエローのナイロンライン2号が巻かれているのが最高に良いです。
  • 軽くコンパクトなボディは小さい子供の手にジャストフィット。
  • 非常にリーズナブルでコスパが高い。

シエナに最初から巻いてあるラインの品質が高く、激安品で悩まされていたライントラブルが激減しました。最初からコレにしておけばよかった。

釣りデビューにおすすめのタックル

モバイルパックは1ランク上のスペックで反発力と感度が高くコンパクトに収納可能なテレスコ(振り出し)ロッドとしては非常に高性能。

シマノ・シエナコンボはロッド、リール、ロッドケースがセットになった人気のオールインタックル。セット品といえどカーボン含有98%のロッドのポテンシャルはダテではありません。リールはコスパの高いシエナです。

シマノのフリーゲームは人気のハイコスパロッド。ルアーのキャストからウキサビキ釣りなどオールラウンドにこなせるスペックが魅力。

アブガルシアのクロスフィールドはオールラウンドに使いまわせるハイコスパロッド。パックロッドを2~3本収納できるしっかりしたロッドケースが付属しているのが魅力です。

まとめ

私的に大人と子供とで共用できるタックルとして最も使い勝手が良いと感じたのがソルトウォータールアーロッドでした。主に海釣りとなりますが子供用としてウキ釣りやサビキ釣り、ちょい投げ釣りと活躍しています。小さい子供用のタックル選びの参考になれば幸いです