新潟県上越の堤防から狙えるデカいアジを釣る仕掛けを紹介

新潟県上越の堤防からは船釣りで釣れるような巨大なアジが狙えることはご存じでしょうか? 上越地方の堤防では大アジの魚影が濃く、回遊が始まる3~5月になると堤防は大アジを狙う釣り人でにぎわいます。

アジ狙いの仕掛けはサビキ仕掛けにウキを付けて飛ばして釣るスタイルになります。飛ばしサビキ(投げサビキ)の仕掛けはそれほど難しいものではないため釣りが初めての初心者にもおすすめの釣り方です。

釣具店には様々な飛ばしサビキ仕掛けが陳列されているので見ているだけでもワクワクしてきますね。

大アジが最も釣れるシーズンは4~5月ですが、狙い方次第では一年中釣れます。大アジを狙う飛ばしサビキ(投げサビキ)の仕掛けを紹介していきます。

タックル

遠投ウキサビキ釣りはサビキ釣りの仕掛けを飛ばす必要があるため、仕掛けの重さに負けない少し強めのロッドが使われます。

4.5m~5.4mの遠投磯竿が使われますが4m程度の投げ竿でもOKです。

リールは4号ナイロンラインを150mほど巻ける4000番ほどの機種が適してます。PEラインの場合は2号~3号を使います。

飛距離が伸びるPEラインを使うのもおすすめですが夜釣りでガイド絡みが起こるのがネックです。

インターラインロッドを使うとガイド絡みの心配がなくなるので釣りに集中できます。

デカアジ釣り職人を目指すなら遠投インターラインロッド・PEライン・レバーブレーキリールの組み合わせが最強。

PEラインで重い仕掛けをキャストする際には指をケガする場合があるのでフィンガープロテクターを用意すると良いでしょう。

サビキ仕掛け

出典: 新潟の海釣り

だいたい20㎝クラスのアジまでは上記仕掛けで十分対応できますが、大アジが掛かると仕掛けが絡みやすくなり引き上げるのに困難なためサビキ仕掛けは3本針仕掛けを基本とします。針は10号を選択します。

市販の飛ばしサビキ仕掛けの中でも朝・夕・夜に効果の高い夜光やケイムラ(蛍光紫)はよく釣れますね。

下オモリは大アジの遊泳力に負けない若干重めの15号を使用します。重いオモリで仕掛けを張った状態を保てると全ての針にアジがヒットしやすくなります。

上カゴか下カゴか

基本的にロケットカゴのような上カゴを使うのが一般的ですが、パックンカゴのようにコマセを詰める作業が秒で終わるような下カゴ仕掛けはとにかく手返しが早いのが特徴。水深が浅く飛ばす必要がないポイントではアジの回遊が短時間で終了するので圧倒的に手返しが早い下カゴ有利。

アジの魚影が少なく活性が低い場合には上カゴと下カゴを2つ使うのも効果的。

遠投ウキについて

50mほど飛ばしても良く見えて夜釣りに対応したケミホタル装着可能なウキか電気ウキが良いです。

スリムな棒ウキは遠投性能に優れますが浮力が弱めなので大アジが1匹掛かると沈んでしまうといった使いにくさがあります。サビキ針全てにアジが掛かるのを待つため浮力の強めのウキを使います。

釣研の遠投サビキウキは浮力の強い20号まで選べて飛距離が安定しトラブルが少なく比較的安価なのでおすすめ。

アミコマセとパックオキアミ

アミコマセのブロックの使用量はだいたい1kgで2~3時間を目安にして用意するとよいでしょう。

アジの寄りがイマイチのときはカゴに多めに詰めて集魚効果を高めて使いますが、入れ食い状態のときは少な目でも十分食ってくるので節約して使うと良いです。

アミブロック

付けエサ用にパックオキアミを買っておくのもおすすめ。アジの活性が低くサビキ針だけでは食ってこない場合、オキアミを付けると食いが良くなります。

パックのオキアミは冷凍庫で保管でき日持ちするので次回の釣りに使うことができます。

パックのオキアミ

市販のハード加工のオキアミは身崩れしにくく遠投しても針から脱落することが少ないためおすすめ。

大アジが回遊するポイント

ほぼどこでも釣れますがアジが回遊してくる時間帯(時合い)のほうが重要ですね。だいたい夜6時~7時くらいに時合いが来るというポイントが多いようです。

時合いを過ぎるとポツポツ釣れ続く場合が多く朝になるとイナダなどの青物の回遊が多くなる場合が多いです。ハッピーフィッシングのような水深があるポイントは1日中釣れ続くといったこともあるようです。

アジが回遊するタナは海底から中層の間になるので、水深に合わせてウキ下を調整します。

有料突堤の「ハッピーフィッシング」は潮通しが良く大アジの絶好ポイント。大アジ釣りはもはや名物と化してますね。

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4~5月は夜になると急激に冷えてきます。冬並みの防寒対策を。

シーズンになると多くの車が駐車されていますが、いまだにゴミの放置が見受けられるところもあります。ゴミの放置を見かけたら落とし物として丁寧に返却してさしあげましょう。

釣った魚は上越市内で料理してもらえる

釣った魚を自宅で料理するのは大変ですが、上越市内には釣った魚を持ち込んで料理してもらえる店があります。新鮮な釣った魚を食べれるのは釣り人の醍醐味です!

(1)必ず店舗への事前連絡を!
 来店時間や人数、持ち込み魚の種類や量を伝え、受け入れが可能であることを確認してから来店してください。
 ※お店の混雑状況や魚の大きさや量等により、受入れをお断りする場合があります。
 ※釣った魚の買取はしません。
(2)釣った魚の衛生管理を!
 釣ってから店舗へ持ち込むまでの間は、氷水を入れたクーラーボックスで保存しましょう(発泡スチロールでも可)。
 ※保存状態が悪いことで受入れをお断りする場合があります。

上越地域振興局 企画振興部
上越魚持ち込み店

釣った新鮮なアジはめちゃ美味しいですよ!大きいアジは引きも強く面白い!釣っても食べても最高の大アジ釣りはおすすめです!

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