キャンプではよく眠れないってことがありますがマクラを変えるだけでだいぶ寝つきはよくなることがあります。自宅で使っているマクラをキャンプに持ち込む人もいるほど安眠に直結するアイテムですね。
寝心地を重視するとウレタンスポンジの入っているものが良いのですがコンパクトに収納できるかというと微妙です。家族分揃えたりするとけっこうかさばってしまいます。その点、エアーで膨らますタイプのピローはコンパクトに収納できます。ただ、エアーピローは風船のような弾力の強い寝心地で落ち着きがないという欠点があります。
キャンプ道具のコンパクト化を推進するなかで気になっていた小さくたためるデカめのキャンプマクラ「クライミット・ラックスピロー」を購入してみました。
- 使用時サイズ 約56×32×14cm
- 収納サイズ 約8cm×18cm
- 重量 約200g
- 本体素材 75Dポリエステル
- カバー素材 40Dニット(PE50%,PA50%)
クライミットのラックスピローは横幅56㎝とキャンプマクラとしては最大級の大きさです。ただ単にデカいだけではなく肌触りの良いカバーが付いていることとマクラにくぼみがあるため頭の収まりが良いというのが特徴です。
ラックスピローはなぜか価格変動が大きくて購入当時は3000円以下で買えましたが最近値上がりしてますね。
収納サイズは500mlのペットボトルと比べると画像のような感じになります。登山で持っていくには大きくてかさばってしまうでしょうけどオートキャンプならば問題ないサイズ感です。
ケースの下側にループが付いているので引っ張り出しやすくなってます。
スクリューロック式のエアバルブ。
エアーを入れてみると普通の枕とたいして変わらない大きさになります。カバーの生地表面はサラサラしていて冷たさを感じにくくいつものマクラカバーに使いたいくらい。
カバーを外して膨らますとこのような感じになります。クライミット独自のセルフセンタリングシステムにより頭の収まりがよくなります。裏側はくぼみが浅いので好みで使い分けると良いです。
ピローの幅は56㎝なので通常のマット(幅約51㎝)から完全にはみ出てしまいます。はみ出たからといって特に問題はありませんが快適さを求めると幅60㎝以上のマットとあわせて使うと良さそう。
寝心地はエアピローにありがちなポンポン跳ねる感じはありますが、カバーのおかげかだいぶマシになっています。私的には空気圧を半分くらいにして使うと弾力を抑えられて柔らかい寝心地になるのでよく眠れます。
空気圧によってかなり寝心地が変わってくるので人それぞれの好みにあわせての調整範囲が広いという点でエアピローに不慣れな方にも導入しやすいかなと思います。
寝心地を犠牲にせずコンパクトに収納できるラグジュアリー感満載のクライミット・ラックスピローの紹介でした。