無印良品 津南キャンプ場 管理棟に近い穴場のGエリアを利用してみました。

無印良品 津南キャンプ場

新潟県と長野県の県境に位置する人気のキャンプ場、無印良品津南キャンプ場に2泊してきました。

津南キャンプ場へは松之山方面と上越方面のルートはいずれも細い酷道、R117から上郷寺石甲地区の橋を渡り集落を抜けるルートは比較的通りやすいのでおすすめです。十日町方面から来る場合、ナビが津南駅裏やマウンテンパーク津南側を案内することがありますがそちら側から入ると途中から道が細くなるので避けたほうが良いでしょう

15分ほど山道を登るとカヌー教室を開催される薬師湖とANNEX山伏山森林山荘が見えてきます。さらに進むとキャンプ場入口の看板が見えてきますので管理棟に向かいます。

看板のバックには特徴的な三角の山容の山伏山が見えます

キャンプ場の管理棟に到着。この建物を見るとテンション上がりますね~。

標高約800mのキャンプ場ですが、フェーン現象の影響か、気温35℃に迫るほどの暑さでした。

平日なのにCエリアの人気サイトはほぼ埋まっているという人気ぶり。
今回悪天候が予想されたので、高台のC、Bエリアを避け私らは管理棟に近いGエリアの11番サイトを予約していました。

管理棟の売店には無印良品の食品やアウトドアメーカーのアイテムが並んでおりキャンプ場の売店としては充実した品揃えです。
正面のデッキには時折、とれたての野菜やクワガタなど置いてあることも。

 

Gエリア11番サイト

津南キャンプ場は自然の起伏そのままの広大なサイトが魅力。
ときに傾斜がきついところもありますが、総じてサイトが広く、ほどよくプライベート感を保ち、過ごしやすい印象です。サイトには背丈の低い草が生い茂り、薮はきれいに伐採され高度な技術でメンテナンスされていることがうかがい知れます。

展望はありませんが池とセンターハウスに近い穴場のG11を予約。
GエリアはペットOK、混雑時も静か、悪天候に強いといった特徴があります。
サイトに到着してみると予想以上にアブや蜂の数が多く、排気ガスと赤外線を放つ車に寄ってきます。濃厚な自然いっぱいのキャンプ場ならではですね。

G11からはルアー&フライ池の脇を通りセンターハウスに抜けることができなにかと便利。センターハウスは20:00までの営業なのでトイレはもうすこし先のAエリアサニタリー棟を利用します。ちなみに池の脇の道は車両は通れません。

お隣のG10とを遮る茂みは少ないので、サイト間に車を停めることである程度の目隠しにはなります。池に近いG12や少し高台のG13もおすすめ。

アブと蜂対策

アブと蜂が車にとまり、妻は少々パニック気味に。小さい子供も乗っているので車のドアを開けることをためらいます。ついに最終兵器キンチョールを起動せざるをえない状況になり、車とサイト周辺に散布し蜂とアブを追い払います。虫の多い山間のファミリーキャンプで忘れてはならないアイテムの1つですね。

あわせて強力な虫よけ効果を発揮する森林香を焚くとほとんど虫が寄り付かなくなります。イカリジン配合の虫よけスプレーは小さい子供にも使えて効果抜群。

広いキャンプサイト

無印津南の特徴はなんといってもサイトの広さでしょう。
傾斜のきついサイトや狭いサイトもありますが、2ルームテントとタープを張って車を停めても全然余裕。桁違いの広さです

最も暑い時間帯に、設営難易度の高いヘビー級の2ルームテント、スノーピークトルテュを汗だくになりながら設営。

強力なマキタのポータブル扇風機はとてもありがたいアイテム。熱中症の危険もあるほどの暑さのなかでの休憩やテント内の換気に大活躍。

アブと蜂がブンブン飛び交い気になるので、金属製のせんたくばさみを連結させて簡易的な森林香ホルダーを作りタープのロープ4か所に取り付けました。蚊はほとんどいませんでしたが一応、テーブル下にも森林香を設置。

キャンプ場唯一のシャワー棟

設営の汗でずぶ濡れ状態になりたまらずシャワーを浴びにいきます。
Aエリアのサニタリー近くに24H利用可能シャワー棟があり汗を流すことができます。

シャワーコーナーが4箇所あり、シャンプーとボディシャンプー設置、3分100円と比較的リーズナブルな利用料金です。

涼しくなった夕方にご飯

18時頃にようやく涼しくなってきましたので、ニトリのダッチオーブンでパエリアを作りスキレットでステーキを焼きます。

本日デビューのスノーピークhome&campバーナーとニトリのスキレットでステーキを焼きます。カセットコンロを使ったお手軽調理ですがやはり鋳鉄製のスキレットを使って焼いたステーキを自然の中で食するのは格別にうまいです。

まだ明るい状態ですが子供は花火に夢中。花火は各サイトに設置されている焚き火台の上で、手持ち花火のみOKとのこと。

翌朝、キャンプ場を散策

6:00時に目が覚め、キャンプ場全体をウォーキングがてら見て周りました。

次はBエリアかCエリアに泊まろうかなと思案を巡らせ、ぐるぐる歩き回るうちにあっというまに1時間ほど過ぎてしまいました。8時頃から急激に気温が上がり暑くなってきますね

津南の朝はすごく空気が良くて爽快そのもの、涼しいうちに山伏山を登るのもよさそうです

えさつり池でニジマスを釣る

サイトに戻り朝食を食べたあとで釣りに行くことに。

子供がまだ小さいのでルアー釣りは無理なので、エサ釣り池を利用します。

竹竿と玉ウキ、コーンのエサという、釣り堀感全開の道具仕立て。
1時間1080円、5匹以内お持ち帰りOK。キャッチ&リリース禁止とのことなので5匹釣ったら終了とします(5匹以上は1匹あたり216円で買い取り可能)。

エサ釣り池はフツーに投入していたとしても入れ食いにはならないほどの適度な難しさがあります。刻一刻と食ってくるポイントが変化するためそれなりに楽しめます。掛けたニジマスを子供がタモ入れするというスタイルで30分ほどで5匹キープと時間は余りましたが楽しめました。

食塩を忘れてきてしまい、管理棟で購入したのが「伯方の塩」。食塩は売っていませんでした。
ニジマスなどの川魚はぬめりが強く臭みの原因になるので、これでもかというほど塩をふりかけてヌメリをとりウロコを取り除きます。ちなみにアンデスの岩塩も売っていました。

ニジマスは包丁よりもキッチンハサミを使ったほうが早く安全にさばけます。

さらに塩をふったニジマスを炭火でじっくり焼き上げます。

「伯方の塩」を使って調理したのが良かったのかわかりませんが、超絶おいしい塩焼きに仕上がりました。子供も大喜び、ニジマスは骨が簡単に外れるので、食べやすくて良いですね。

大きくなったらルアーかフライフィッシングに挑戦してみましょう

竜ヶ窪温泉 竜神の館

キャンプ場から車で30分ほどの竜ヶ窪温泉「竜神の館」に向かいます。
レストランもあるので子供連れに最適な温泉施設ですね

営業時間 10:00~21:00
利用料金 大人600円 小学生300円 幼児無料 

農産物直売所やおみやげなど揃う充実の売店

リーズナブルな価格設定のレストランメニュー

ひまわり広場

竜神の館から5分ほどの距離にあるひまわり広場に行ってきました。

7月下旬はまだ5分咲きの状態でしたが、8月ともなると一面、ひまわりで埋め尽くされるでしょう

熱帯低気圧の影響で深夜に大雨をくらう

2日目の深夜、熱帯低気圧の雨雲が直撃し、土砂降りの状態が2時間ほど続きましたがG11サイトは抜群に水はけがよく、全く浸水せずにすごせました。

山伏山森林山荘と薬師湖

山荘の手前はゴミステーションとなっておりキャンプ場で出たごみはこちらに捨てることができます。最も近いAサイトからはさほど遠くはありませんが、他のサイトからは遠く離れています

開催中のカヌー教室のようす

残念ながら薬師湖は釣り禁止とのこと。時々、釣り解禁になる日もあるらしいので、ぜひとも釣りキャンプに来てみたいと思います。