ネイチャーハイク・カーボントレッキングポールのコスパ良すぎ!

登山やハイキングでトレッキングポールがあると推進力の増加やバランスの補助など、疲労を軽減してくれるのでぜひとも揃えたいアイテムです。

伸縮タイプのトレッキングポールは使わないときは少し重くてかさばってしまうのが難点ですがZ型に折りたためるカーボン製のトレッキングポールはメチャ軽くザック内に収納できるほどにコンパクトなのが特徴です。

折りたためるカーボン製のトレッキングポールは一般的に高価なものになりますが、中国のアウトドアブランド「ネイチャーハイク」のカーボン製折りたたみトレッキングポールは2本で一万円以下と驚きの安さが魅力です。

NatureHike ネイチャーハイク
超軽量トレッキングポール カーボン4段折りたたみ
 

Sサイズ:110㎝ 収納時:約36cm 約153g 身長160~167cm
Mサイズ:120㎝ 収納時:約38cm 約163g 身長167~173cm
Lサイズ:130㎝ 収納時:約40cm 約173g 身長173~180cm

重さ:約153g(S)163(M)173g(L)

カラー:ブルーとレッド

1本あたり約3700円

3サイズあり、身長に合わせた長さを選べます。130cmは長く感じるのでMサイズ120cmを購入しました。長さ調整の機能はありませんがシェルター張ったりしないので軽量な長さ固定のものにしました。
1本ずつの販売となるので、2本買う必要があります。
1本につきケースが付属していますが小さいので2本入れるとキツキツ。

Boundless Voyageというブランドから長さ調整可能タイプのが発売されてます。

Mサイズ2本をケースに入れた重量

今まで使っていたアルミ製のポール(2本で約470g)と持ち比べるまでもなくカーボンポールを持った瞬間に軽っ!と体感できるほど。使わないときはただの荷物と化すトレッキングポールですが、ここまで軽いと負担になりません。

ポールケースはoxtos(オクトス) CORDURA FDトレッキングポールバッグ です。
ケースが20gなのでポール単体だと2本で319gと超軽量。

Z型に折りたためるトレッキングポールの特徴として、収納サイズが短く40センチ以下になりコンパクトに収納可能。

ネイチャーハイクのカーボン折りたたみトレッキングポールは先端と2段目はオールカーボン素材でできているため非常に軽く、振ったときの重みを感じにくくなってます。

グリップ部と内部のスライドするポールはアルミとカーボンのハイブリッド材で補強されています。

気になる強度ですがトレラン用の同じくらいの重さのポールと比べてみても「しなり」が全然少なく、使用感としては登山用のトレッキングポールに近い感じです。アルミ製と強度的にほとんど変わらないくらいの高い剛性感を体感できます。

下山でポールを支えにして体重を掛けて駆け降りるような使い方には適していないでしょうけど 十分な強度のある太めのカーボンシャフトのため、一時的に体重を掛けるくらいでは破損せず安心して使える感じはあります。インロー継ぎのジョイント精度も高くガタつきがまったくないのもスゴイ。

先端1段目と2段目はカーボンなのでキズによる破断に注意したいところですが、アルミでもカーボンでも折れるときは折れるので、あまり神経質にならず安いポールなので折れたら買い替えると割り切ったほうがよさそうです。

グリップから2段目のシャフトを伸ばすとプッシュピンでロックがかかり1本のトレッキングポールとして完成します。

伸ばした状態でポールを振ると若干カタカタしますが、グリップ部の1段目のポールと2段目のポールの接合部のガタですね。他の折りたたみポールもガタはあるのでネイチャーハイクのポール特有のものではありません。山で使っていて気にならないレベルですね。

厚手のしっかりめのストラップは超軽ポールには少しゴツイ感じはしますが、ねじれが少なくて済みそうです。

ストラップの調整は余った部分を引っ張るとグリップ内に収納されていたプラパーツが引き出されてフリーになります。ストラップの輪の長さを調整したらプラパーツをグリップに押し込むとロックされます。

先端は金属チップ、ネジ部はおそらくスノーバスケットを取り付けるためのものかと思われます。

付属のゴムキャップは手でスポスポ抜けるほど緩いので他のものに変えたほうがよさそうです。

先端キャップの緩さなど少し気になる部分はありますが、2本で1万円以下で買えるZ型のカーボントレッキングポールとしては間違いなくコスパ最高といえます。 シャフトのカーボン素材の見た目もカッコ良いのも気に入ってます。

軽さだけでなく剛性感も高く、登山で使う超軽量ポールとしては私的にこれ一択ともいえるほどコスパの高いネイチャーハイクのトレッキングポールでした。