登山装備の軽量化。モバイルバッテリーと相性最高『ペツル・ビンディ』はバッテリー切れとは無縁の超軽量ヘッドライト

登山道具の軽量化に着手しヘッドライトを軽いものに買い替えました。

ペツル・アクティックコア(75g)からビンディ(35g)に換えることで約40gの軽量化になり、収納スペースは半分以下になります。

アクティックコアは充電バッテリー仕様ながら乾電池も使うことができ、400㏐を超える最大光量、100㏐で8hという長い点灯時間、レッドランプ搭載、装着感の良いバンドなど隙のないスペックで私的にはキャンプや夜釣りで活躍する場面が多いヘッドランプです。

ビンディは充電専用、最大光量200㏐、100㏐での点灯時間が3時間と短く、ゴムヒモでの装着とアクティックコアと比べ大幅にスペックは劣りますが、実際の日帰り登山やテント泊では長時間点灯し続けるような使い方をすることがないので全く不便を感じませんでした。

製品名ペツル・ビンディペツル・アクティックコア
重量35g75g
光量 弱6lm/50時間6lm/130時間
光量 中100lm/3時間100lm/8時間
光量 強200lm/2時間450lm/2時間
赤色光あり・点滅可あり・点滅可
防水性能IPX4※防雨IPX4 ※防雨

ビンディは点灯時間の短さは気になる点ではありますが、モバイルバッテリーから充電中に点灯できるという芸当を有しているため、バッテリー切れで点灯できなくなるといった心配がありません。ライト本体のUSBコネクターがmicroUSBのためTypeCのスマホと互換性がないという点が気になりますが変換コネクターやケーブルを用意していればさほど問題になりません。

充電中に点灯したときの最大光量は100㏐となりますが、さほど険しくない山道ならば支障なく歩けるくらいの明かりを確保し続けることができます。

スマホやカメラに給電する大容量モバイルバッテリーを持ち歩く際にビンディとセットで装備に加えることで利便性と軽量化が可能になります。

ヘッドバンドは通常のヘッドライトによくある平ゴムなくゴムヒモで頭に固定するタイプなので装着感がよくないといわれていますが私的にはそれほど悪いとは感じませんでした。首掛けしやすくザックのショルダーに結んで固定することもできるのでむしろ使い勝手は良いです。

本体が小さく軽いので付けていることを忘れてしまうことはありますね。

発光LEDとペツルロゴの間にあるインジケーターは赤色灯を兼ねています。

ザックの中に入れておいて荷物で電源ボタンが押されてしまい点灯したままになるというヘッドランプあるあるを防ぐ、電源ボタン長押しでロックモードと物理的にスイッチを押せなくする回転式ロック機構を搭載。

ザックの中にビンディを放り込んでしまうと行方不明になることもあるため小型のポーチの中に入れ収納してます。ブッシュクラフトのライトポーチにヘッドランプを入れて点灯すると光が拡散されランタン的に使用できるので使い勝手が良いです。

充電式のヘッドライトは多くありますが充電中にも点灯可能なものは数少ないですね。特に小型のヘッドランプはバッテリー容量が少なく点灯時間が少なくなりがちですが、ビンディのように充電中も点灯できる機能を搭載したライトであれば点灯時間を気にせず使うことができバッテリー切れを心配する必要がなくなります。小型軽量で登山装備の軽量化に最適、モバイルバッテリーと相性の良いビンディはアウトドアだけでなく日常でも活躍することでしょう。