ユニフレームから発売されているバーナースタンドⅡです。
バーナースタンドⅡはシンプルにバーナーのみを乗せて使うことを想定したスタンドですが棚板にジャグを乗せて使うことができるようにDIYすることで、置き場所に困るジャグとバーナーを同時にレイアウトできるようになりサイト内をすっきりさせることができます
カセットコンロマーベラスとスチールベルトジャグを設置するとこのようにコンパクトに収まります。
テーブルの上でカセットコンロを使って炒め物や炭越しの焚き付けなんかをガシガシすると油ハネや炭の粉で大変なことになりますが、スタンドの上だと周りに油が飛んだとしてもさほど大変なことになりませんのでバーナースタンドを使うと後かたずけが楽です。
もちろんジャグスタンドとしても活用できるのでけっこう便利です
バーナースタンドⅡのデフォルトの状態では、天板と棚板の間隔が狭いためジャグを乗せることができません。背の低いジャグなら大丈夫でしょう。
スチールベルトジャグをインストールするには、棚板と天板の間隔を広げる必要がありました。
バーナースタンドのX脚の構造上、開きを狭めれば棚板と天板の間隔が広くなりますが、それと同時に安定感が失われることになるので、慎重に開きの寸法を決めます。デフォルトで脚の開きを固定しているベルトをカットして取り去り、ホムセンで切り売りしているPPベルトと調整金具(コキ)を取り付けて任意の位置で固定できるように改造します。
開きの寸法を慎重に決めるとはいったももの、天板にする天然ヒノキの「スノコ」があまりにもシンデレラフィットだったもので、「スノコ」の足のあたる部分にスタンドが引っかかるように乗せた状態を開きの寸法に決定しました。
安定感もあり、若干ですが棚板と天板の間隔が広くはなりましたが、ジャグを乗せるには十分ではありませんので、棚板をローダウンします。
棚板とスタンドの取り付け部分に「L型」のアングルを取り付けて、棚板の位置を3センチほどローダウンするようにDIYします
棚板を水平に保てる位置にL型アングルを取り付ける必要があるので、棚板を固定するつっかえ棒をセットしてから、アングルを取り付ける位置を決めてネジ穴を開ける必要があります
ユニフレームのステンレスの棚板は想像以上に硬く、 ステンレス用のドリルビットを使ってやっとこさ穴あけできましたがかなりしんどい作業です。
棚板を木製に交換したほうがはるかに楽に加工できますね。
L型アングルは大きい(長い)サイズのものを使うと、もっとローダウンできるので大きなジャグを収められるでしょうけどスタンドを折りたたんで収納したときにかさばりますのでできるだけ小さいサイズを選びました。
バーナースタンドⅡはコンパクトに収納でき、軽い(約2㎏)のでファミリーキャンプで道具が増えがちなキャンプ用品のダイエットになります。設置も簡単なので1分ほどあれば完成できる手軽さも魅力
2バーナーとキッチンテーブルセットと比べると半分以下の積載スペースに収まります。
バーナースタンドⅡの兄貴分、キッチンスタンドⅡは棚板と天板の間隔が広いため、無改造でジャグを乗せやすくなってます。