登山で使う軽量のソロテーブルはいくつか使ってましたが、アルコールバーナーや固形燃料などの熱に強く超軽量な理想的なテーブルを見つけたのでさっそく購入してみました。
金属製のテーブルとしては最軽量クラス。全面パンチングホールにすればさらに軽量化は可能と思われますが、強度が低下してしまうので、脚を取り付けた部分の肉抜きはせずに軽さと強度のバランスを考えうまく作られているテーブルと思います。
まったく同じデザインでチタン製とアルミ製が発売されています。剛性とカッコ良さはチタン製に分がありますが若干重くなり少々割高感があるのでアルミ製を購入しました。アルミ製とはいえ耐荷重はチタン製と同等の5kgなので、スペック的な違いはほとんどないでしょう。
テーブル本体の重さはスペック通り86gピッタリでした。
ハダカのままで持ち運ぶとテーブル本体や他の荷物にダメージを与えてしまうことが考えられるため何らかの収納袋に入れて収納しておく必要がありその分重くはなりそうです。
メンドウな組み立て作業等は一切なく足を広げるだけでセッティングできて簡単なところが超お気に入りポイント。山頂で疲れた体でテーブルを組み立てるのはしんどいですからね。
エッジも鋭い箇所は無く手を切りそうになる心配はほとんどありませんでした。
足を固定しているネジの締め付け強さを調整すると足の可動硬さを調整できます。ネジはプラスドライバーで回すことができ裏側からナットとスプリングワッシャーで固定されています。
足は「ハ」の字に開くので安定感抜群です。
天板の大きさはソロで必要最低限の大きさ。テッシュボックスよりひとまわり大きいくらいで私的には丁度良い大きさです。
セリアのプラスチックテーブル(145g)と大きさを比べると一回り小さいですが、圧倒的にWildSpirits(ワイルドスピリッツ)テーブルのほうが軽くなります。
ガスバーナーとエバニューのチタンカップ400を乗せてみました。テーブルの剛性が高くまったくグラつくところがなく安定感の高い使用感です。超軽量ながらも耐荷重5kgはダテではありませんね。
バーナーはテーブル上ではなくスタビライザーに乗せて直置きしたほうが十分なテーブルスペースを確保できるでしょう。
ちょっと気になる点は、アルコールバーナー用のゴトクの足がホールにハマりナナメになってしまうことがありました。クッカーを乗せて倒れるようなことはないのですが少し気になりました。
WildSpirits(ワイルドスピリッツ)は国内ブランドでテーブルは日本製のようです。
テーブルの他にトレッキングポール(これもまた超軽量)やTCヘキサタープを発売している様子。未だ商品ラインナップは少ないですが、本格的なアイテムセレクトに期待ができそうなブランドですね。