昨今の自粛モードでキャンプに行かずひたすら自宅でなんちゃってアウトドアな日々が続いていますが、そんな時こそ道具選びに時間をかけて、普段あまり注目されることのないアイテムを紹介していきたいと思います。
本間製作所 子犬印 給食缶16㎝
ガスコンロを使ったBBQもいいけどやっぱり炭火!という炭火愛好家の必需品として「火消し壺」があげられます。
BBQを終えたあとはすぐに火を消せるガスコンロと違い、炭火は簡単に消すことができません。水をぶっかけて強制的に消火する方法もありますが、少々危険でもありそう簡単に消えないのが炭火の特徴。海水浴場で火のついた残り炭を埋めて子供がヤケドをしてしまうという事故も多発しているようですので必ず揃えたいアイテムです。
「火消し壺」の中に火のついた炭を入れておくと勝手に消火します(当然熱くはなりますが)。消火した炭は消し炭と呼ばれ、火が点きやすい炭となり次回のBBQに使うことができるのが特徴。
金属製や陶器の空気の流れを遮断できる程度の密閉容器であれば火消し壺に代用可能です。私は新潟県燕市のプロ厨房用品を製造する本間製作所「子犬印 給食缶16㎝」 のステンレス密閉容器を炭消し壺として利用していたりします。ユニフレームの火消し壺よりも少し小さ目でユニセラや七輪などの小型コンロの少量の炭に適したサイズ感です。
炭の安全な消火とリサイクルができる「火消し壺」。BBQコンロを買う際に一緒に購入しておきましょう。以下、火消し壺や代用できるものを紹介しています。
おすすめ!キャプテンスタッグ 炭起し消しつぼセット
このセットと炭を挟むトングを用意すればスマートにBBQを楽しめます。
火消し壺の中に炭火熾し器をインストールすることができ、コンパクトに収納可能、中に炭を入れて持ち運ぶこともでき非常に使い勝手が良いです。
BBQを始めるにあたりまず始めに揃えたいアイテムです。
キャプテンスタッグ アルスター火消し壺M
軽量で扱いやすいサイズの火消し壺です。リーズナブルでありながらも耐熱耐腐食性に優れるアルスター鋼板でできており耐久性も高い。付属のゴトクを蝶ネジで固定してフタがロックされる構造で持ち運びも安心。
ロゴス ポータブル火消し壺
火消し壺には見えない唯一無二の優れたデザインが魅力。機能面においてもアルミダイキャストボディに大型のスクリューロック式のフタにより炭を出し入れしやすく確実に空気を遮断し速やかに炭を消火します。コンパクトなスリムボディは持ち運びしやすい。
クオルツ ステンレス火消し壺
ワイルド1のオリジナルブランド、クオルツの火消し壺です。錆びにくく耐久性の高いステンレスボディでは比較的リーズナブル。ロック付きのフタと脚付きの本体により使い勝手が良い。ワイルド1の店舗もしくはネットショップで購入可能だが品切れ率が高い。
ユニフレーム 火消し壺SUS
オールステンレスボディのユニフレームの火消し壺。内部にカゴがセットされており炭を水で消火させた場合に乾燥させることができます。1万円オーバーとかなり高額になりますがピカピカのボディとプロスペックのクォリティを考えると価格に見合ったものといえるでしょう。非常に質感が高くカッコよい逸品です。
大容量 バンドック チャコール缶
リーズナブルで使い勝手の良い製品を揃えるバンドックのチャコール缶。
比較的大容量なため大型のBBQコンロにおすすめ。回転ロックのフタは熱くなっても開閉しやすい。
ハンディ・クラウン 丸缶(ペンキ缶)
炭の火消し缶としておなじみの丸缶(ペンキ缶)です。小型から大型までサイズがあるので使うBBQコンロの大きさや炭の量に合わせて選択可能。無地の丸缶はホームセンターなどで1000円以下で買えるためBBQにかかる道具のコストを抑えて揃える場合に最適です。
本間製作所 厚底給食缶18㎝
スープなどを温めて運搬する食缶ですが密閉性能が高く熱に強く頑丈なステンレス製のボディのため炭壺としても代用可能です。いくつかサイズがあるので好みの大きさを選択することも可能。18㎝は少し余裕のあるサイズで大き目のバーベキューコンロの残り炭を処理するのにはちょうど良い大きさです。
難燃素材 炭処理袋
コンパクトに収納できる耐熱素材でできた炭処理袋です。荷物を少なくまとめたいソロキャンプやバイクツーリングで活躍します。
田中文金属 万能缶6号
金属製のフタ付き万能丸缶です。ノスタルジックなデザインの丸缶は使うごとに味わいを増して良い感じにエイジングを楽しめます。さらに価格が安いのが魅力
ガレージ・ゼロ 無地角缶24㎝
無地の角缶を炭消しに使うことも可能。大き目サイズなので大型のBBQコンロの残り炭にも対応できます。炭入れとして揃えるのも良いですね。価格も安いので複数個購入したとしてもお財布の負担になりにくいのが特徴。
SUKU 火消し壺
フタロック機能付きのオールステンレスボディは炭の高温に耐えうる耐久性の高さが特徴です。日本製のステン火消し壺よりもリーズナブルな価格が魅力ですね。収納ケース付き。
以上、火消し壺をいくつか紹介しました。陶器製などほかにもありますがキャンプや屋外で使うには軽量で持ち運びしやすいものが適していると思います。BBQの必需品「火消し壺」の紹介でした。