シロギスの投げ釣り専用クーラーボックスを紹介いたします
8ℓの小型クーラーは軽くて機動力が高い
シロギスの投げ釣りを始めた当初使っていた初代のクーラーボックスは12ℓの容量があり、
大きさ的には満足していたのですがとても重くて
広大な砂浜を探り歩く際に重量が負担になっていました。
そこで、より軽い8ℓのクーラーボックスを使い、投げ釣り専用クーラーボックスを
製作し現在使っています。
汎用クーラーにパーツを取り付けて自分専用に
買い換える際に、メーカーから投げ釣り専用と銘打ったクーラーボックスではなく
汎用クーラーにパーツを取り付けて自分専用のものを製作しましたので
使い勝手はもちろん最高に満足のいくものとなりました。
ベースになる真空断熱のSXU-80にステンレスサイドボックス、
ロッドホルダー、パーツホルダーなどを取り付けて自分仕様にチューンする。

クーラーに取り付けたロッドホルダー
ロッドホルダーの高い位置にエサ箱が取り付けられているため、
立っている様態で素早いエサ付けが可能になります。

自作の伸縮ロッドホルダーは三脚を改造したもので
L字金具と電工用の「サドル」というパーツで固定。
サイドには、自転車用のドリンクホルダーと
ほとんど使いませんがメゴチはさみを取り付けています(予備オモリも収納)。

保冷効果が高くエサの管理ができる内フタ
保冷効果と利便性を向上させる木製の内フタ。
予備のジャリメを入れるエサ箱と外付けするエサ箱ともに
内フタにセットでき、エサの鮮度をキープできます。

こだわりの特注エサ箱
キャバリア工房へ依頼した特注の外付けエサ箱。
仕切り入り2室のエサ箱は多くありますが、こだわりの2室2蓋構造です。

魚投入口の改良
魚投入口のヒンジにスプリングを追加。
これにより、風で蓋が勝手に閉まることがなくなります。
※投入口のヒンジ軸に当たるように大き目のビスを打ち込んで、ヒンジの動きを抑制フタが勝手に閉まらないようにする方法もあります。しバネ式はロックが弱くなると開いたままになるというデメリットがあるので場合によっては可動抑制式のほうが使いやすいかもしれない

自作の保冷パックと魚トレー
小型ペットボトルに保冷剤を充填したオリジナル保冷パックを2つ。
薄い板状の市販の保冷剤より長時間持ちます。
100均で購入したシンデレラフィットのトレー。
容量少な目に感じますが80匹程度は入ります

仕掛けを収納するステンサイドボックス
シンカーホルダー付きのサイドボックス
このシンカーホルダーに天秤を入れるとオモリに溝ができてしまいます。ホルダーがあたる部分が削れてしまうのです。ホルダーなし仕様のほうをおすすめします。
プラ製のボックスのほうが軽くて安くて実用性が高いと思いますが
メタルな見た目が好きなのでステンのサイドボックス使っています

ボックス内はシンプルに、仕掛け巻、予備の小物、スペアスプールなどを収納。

バラの天秤はジップロックにまとめて収納するとよいです。
100円ショップでも売っている小物用のチャック袋はサイズがたくさんあるので
小物に合わせたものを購入してきてもいいでしょう。

釣行回数が増えると石粉の消費が激しくなります。
石粉がなくなるとエサ付けが困難になり、釣果が激減します。
大容量のボトルを用意。

クーラー前面にパーツホルダー
ダストケースやハサミ、水を入れた小型バッカンなどいろいろなものの取り付け取り外しが容易にできるので
なにげに便利です。

自作保冷剤とSXU-80の保冷効果を試す
気温30℃超えの炎天下、クーラーに保冷剤を2本入れて放置してみました

キンキンに凍っている保冷剤を2本

8時間後、だいぶ日が暮れてきましたがまだ気温30℃を超えています

画像では少しわかりにくいかもしれませんが、まだ半分程度しか溶けていません。
やはり板状の保冷剤よりもカタマリ状の保冷剤のほうが長持ちしますね。
実際にはフタの開け閉めなどがありますのでもっと早くとけるでしょうけど
8時間以上も釣りをしているのは稀ですので、十分な保冷性能です。
真空断熱クーラーと安価なクーラーを比べた場合、
炎天下では体感的に倍近く保冷時間の差が出ますね。