POMOLYポモリーはオールチタンの折りたたみ薪ストーブが人気のイギリス発のアウトドアギアブランド。他にテントやチタン製のキャンプギアも発売しています。
2021年に発売された折りたたみでないタイプのオールチタン製薪ストーブTRAVELLER（トラベラー）と、チタンの円筒煙突が気になってましたがついにポチりました。
１２月上旬に注文した時点で２か月待ちという状態でしたが、早々に在庫復活したようで、２週間ほどで届きました。
製造元の中国から届いた箱は異様に軽く、ホントに薪ストーブ入ってんの？と疑うほどでした。素材に0.6㎜厚のチタンを使用し本体重量が約1.5kgと圧倒的に軽く持ち運びが全く苦になりません。また、本体の中に煙突を６本収納できるのでコンパクトに収納できます。
薪ストーブのほかに収納バッグ、耐切創手袋が同梱されていました。
POMOLYの薪ストーブは本体単体のみ購入可能なものもあり煙突セットを別途購入可能です。
巻き煙突セット（２Ｍ、３Ｍ）やチタンの継ぎ煙突セット品（６本）など好みで選択することができます。
TRAVELLERのチタンの継ぎ煙突セット品（６本、195㎝）は煙突長さが若干短く感じたので、本体＋８本煙突セットを購入しました。
当初、本体と煙突６本のみ届いたので発送ミスかと思い焦りメールにて問い合わせると
残りの煙突２本はあとで別便で送られてくるとのことで一安心でした。
初めから別便で送るよっていう連絡もらえると良かったんですけどね。
チタンの煙突パイプは初めて見ましたがとても軽くて剛性も高く気に入りました。
チタン煙突はポモリーの薪ストーブ全機種との互換性があるので、
すでにポモリーの薪ストーブをお持ちで巻き煙突が苦手だよという方は換装も可能です。
煙突ガードはポモリー純正のものがないためＧストーブ用を用意しました。
折りたたまれている脚を広げてセットしますがロック機構はないですね。
大きくハの時に開ききるとロック不要なほどに固定されるので安定感は高いです。
脚は0.6mmの薄いチタン板のコの字型のアングル形状であるため丈夫とはいえず、
脚を完全に開き切らない状態で荷重を掛けたりすると曲がったりするかもしれません。
取り扱いに注意する必要があるでしょう。
煙突の下部セクションを差し込むダンパーユニットを３本のネジで取り付けます。
八角形の本体は剛性を向上させて熱変形を抑える仕様。これでもかというほどにリベット止めされて組まれているため熱による歪みは最小限で済みそうですね。
煙突の上部セクションはスパークアレスター一体構造です。ロープ用のフック金具が３ケ付属しているので取り付けておきます。
煙突は精度が高く抜き差しはスムーズ。継ぎ箇所は若干のガタをもたせてあり焼き付きでの固着を防げます。右下のパイプは最下部のセクションとなるためダンパーの外径に合わせて少し太くなっています。
本体側面のガラスパネルは片側のみですがデカくてめっちゃよいですね。テントの中で炎のゆらめきを眺めながら暖まれますね～。
ロストルは本体にがっちり取り付けられており着脱不可です。補強版も兼ねているのでしょう。
メジャーを本体の奥に突き当ててドアの端面までの内寸は３６．５㎝でした。
私的に最も入手しやすいホームセンターコメリで売っている薪は長さ３６㎝。
コメリの薪がギリギリ入りました。
ちょっと長めの薪は入らないですが切ったり割ったりするのもたいして苦ではないので全然大丈夫です。
ドアの開閉や空気導入口のスライドの動作はスムーズ。チタンは硬いため加工が難しいのですが驚くほど精度高く加工されています。仕上げは素晴らしいものがありますがやはり薄いチタン材なので素手で触るとケガしそうな部分はあります。必ず革手袋や耐切創手袋を着用していじるべきですね。
本体に煙突を収納するときは本体を天地逆にひっくり返して入れていくと簡単です。
ぴったり６本入りました。
小さめのテントで使うのならば煙突６本（全長約１９８㎝）で十分かと思うのでコンパクトに持ち運びできますね。追加購入した煙突2本とガードは別のケースを用意する予定です。
厚手の生地で良いケースなんですが、キツキツでものすんごく出し入れしにくいのが難点。
どーしてサイドまでチャックでガバっと開くタイプにしなかったんでしょうかね～。
ダンパーユニットは取り付けたままケースに収納できます。
オールチタン製のポモリー・トラベラーは圧倒的な軽さにより女性や子供でも楽々持ち運びできます。また、収納サイズもコンパクトでラゲッジスペースを圧迫しません。
高価ではありましたが、非常に作りが良くて買ってよかったです。
薪ストーブを使ったキャンプが楽しみです～。
