キャンプで使う市販の薪が大きかった場合にノコギリがあると薪を適度な大きさに揃えることができるので一つ持っていると便利です。
私の場合ノコギリをそう頻繁に使うものでもないと思いコンパクトノコギリ定番「ゴムボーイ」にしようかと思いましたが、燕三条製でプロからの評価が高い「SHARK SAWシャークソー」が気になったため購入してみました。
「SHARK SAWシャークソー」を開発製造しているのは新潟三条市にある、創業150年を誇る「高儀」というメーカー。ホームセンターで取り扱うDIYアイテムを数多くラインナップしていることもあり、1度はその商品を見たことがあるという方もおられると思います。
サメのロゴがプリントされたシャークソーのブレードにはデフォルトで「衝撃焼入」「クリアコート仕上げ」が備わっており、軽い力で驚くほどの切れ味を発揮するのが特徴。
クリアコーティングによりブレード表面のサビやヨゴレを防ぎ木材との摩擦を減少させます。
刃先のみ焼き入れをすることで「切れ味」と「折れにくさ」を両立。
ブレードには「剪定用」「仮枠用」「竹引き用」「造作用」ほかに「塩ビ用」「断熱材用」など用途に応じていくつか種類があり、薪のような木材の切断にはは比較的粗いめの「剪定用」か「仮枠用」を選択します。
直径5㎝ほどの薪を切ってみましたが、10秒かからず切断。125mmという携行性を重視した短いブレードのため、せっせとギコギコしないと切れないと思ってましたが、そんなことはなく軽い力であっけなく切れてしまい驚きです。
ブレードの長さは210mmか180mmくらいのほうが良いかなと思いましたが、薪を短くするくらいの使い方だとブレード長さ125mmで十分な感覚。
本格的に生木を切るとか、ブッシュクラフトで使うとなると、もっとグレードの高いブレードを装備した210mm以上のものが適しているでしょう。
ブレードの折りたたみはプッシュボタンを押してロックを解除する方式で安全。取り付け角度をを2段階に調整できます。
ブレードはコインネジを外して交換する方式
基本色はブラックですが、Amazon限定の江戸紫カラーを購入。
付属の収納ケースに入れた状態だと手のひらサイズでまったくかさばりません。
手の小さい女性や子供にも扱えるサイズ感。グリップはエラストマー樹脂により滑りにくく手が痛くならない仕様。
折りたたむと500mmペットボトルよりも全然小さくなります。
ケースはベルトに通してホルスター的に使うこともでき、グロメット穴に落下防止ワイヤーを取り付けることができるプロフェッショナルな仕様。ここまで性能が良くて1500円ほどで買えてしまうのですから、お買い得感が高いです。
世界最高レベルの切れ味を誇る、燕三条製の『SHARK SAWシャークソー』。焚き火の薪作りにおすすめノコギリの紹介でした。