Snow Peakフラットバーナー。スノーピークなのにお買い得なシングルバーナーです。 

キャンプのメインバーナーとしていままで大活躍だったイワタニマーベラスも買い替えの時期に差し掛かり、スノーピークのアイアングリルテーブルにジャストフィットの「フラットバーナー」が気になっていました。

マーベラスも10年近く使っていてそこら中がヘタってきたため、思い切ってフラットバーナーを購入してみました。実際に使ってみると使い勝手が良くて嫁さん絶賛。これはガチで買ってよかったです。

シンプルな収納ケースに入ったフラットバーナーは36㎝x8㎝x25㎝にコンパクトに収納され、1.9Kgとそれなりに重量はありますが、カセットコンロよりはだいぶ小さく軽くコンパクトになります。

分解したパーツを直接ベルトで留めるという収納方法なのでガチャガチャせずに持ち運べて良い感じ。

分離式のシングルバーナーと大型のゴトクが一緒になったような部品構成ですが、最大の特徴はIGTアイアングリルテーブルにセットできるいうことですね。IGTにセットしてだけではなく、付属の脚を取り付けて単体での使用も可能なのでテーブルトップバーナーとしても優秀。

組み立て方法はいたってシンプル。
ステンレスのトッププレートの 穴にバーナー部分をはめて、ゴトクをセットするだけの簡単セッティング。

部品をここまで分割できると、汚れやすいトッププレートやゴトクもつけおき洗いできるのでメンテナンスしやすいですね。

IGTにセットする以外で使う場合にはトッププレートのサイドの穴に脚を差し込みます。

脚には 滑り止めと傷防止 のチューブが通っており、テーブル上で使いやすくなっています。差し込んだ脚は適度にテンションがかかった状態をキープできるので不意に抜け落ちることがなく安全。

ゴトクを乗せてセット完了。ちゃんと位置出し穴にゴトクを差し込んで固定されているのでズレることもありません。

フラットバーナー組み立て完成の図。

フラットでローダウンされたフォルムのため安定感は抜群。
大小様々なクッカーで調理しやすく、シングルバーナー&ゴトク以上に使い勝手は良さげです。

フラットバーナーをIGTにセットしてみましょう。
脚は使いませんので取り外しておきます。

脚を取り外したバーナーをIGTに乗せますが、 ガス缶を接続したカートリッジジョイントをIGTのレールに取り付ける必要があります。

ガス缶を横に寝かせる角度でジョイントのフックをレールに差し込み

ガス缶をぶら下げるイメージでゆっくり下げていくとレールにカートリッジジョイントのフックがに引っかかり、完了です。この部分は火力調整バルブと点火イグナイターの役割を果たします。

パーツがバラケているため、組み立てがめんどくさいイメージがありましたが、マーベラスやオーソドックスなガス2バーナーと比べても、特別めんどうな作業もなくセッティングは簡単な気がします。

IGTと一体化したフラットバーナーはとてもゴトクの作りが素晴らしく、小さいカップから大きな鍋までサイズ問わず抜群の安定感をもって調理できるところが他にない魅力です。

ガスバーナーヘッドが奥まった部分にあるので風防がなくても風の影響を受けにくい仕様になっているのも良いですね。 風防を使わないので見た目がスッキリしてスマートな感じになります。

テーブルとコンロの段差のないキッチンができて非常に快適。 この一体感は素晴らしい。

ケース内の縫い込に入っている金属部品はIGTスリムにセットするときに使うパーツ。
IGTスリムには カートリッジジョイントのフックを掛けるレールがないため、付属のプレートをトッププレートの長穴に差し込み、プレートにガスの取り付け部分を接続して使います。

セッティングするとバルブとイグナイターがテーブルの手前にあるので、点火や火力調整するときに操作しやすく安全ですね。

ガスバーナーは3,000kcal/hと十分な火力、 画像の500gタイプのガス缶で/210分、250gタイプで110分の燃焼時間。

プロパンガス配合のイソブタンガス缶、通称スノーピーク「金缶」が使えるため寒い時期にも火力を保持できるので安心。

収納もそれほど難しくなく、構成部品をコトコト乗せていき、

ベルトで絞めて完成です。

IGTを持っている、もしくは買おうと思っていて、バーナー選びに迷っているならフラットバーナーは断然おすすめです。

プライスはスノーピークにしてはだいぶ割安感があり、2台購入して2バーナーとして使っても良さげですね。