スノーピーク和武器(わぶき) 精巧な造りのMy箸でちょっとした贅沢気分を味わう

コンパクトに収納できる箸、スノーピーク和武器の紹介です

なんで箸が「和武器」というネーミングなのかといいますと、

登山用語でカトラリーのことを武器と呼ぶ。この由来は諸説あり、「登山時の食事は戦い」「ロシア語のビューケから」など。

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山用語で日本(和)のカトラリーという意味で和武器(ワブキ)というところから来ているらしい。

和武器は2分割にしてコンパクトに収納できるため、小さいクッカーと揃えてパッキングしやすく、アウトドアに連れ出すのには最適といえます。とはいえ、和武器は普通に箸として使っても質感が高く満足のいくものとなるでしょう。

分割して小さくなる箸はたくさんありますが、和武器ほど精巧な造りで、
耐久性の高い分割式箸はそうそうありません。
和武器を弁当用の箸として半年ほど贅沢に使い続けましたが、竹の箸先はツルッとした質感を保ったままで全くのノーダメージ。
他のは白っぽくなったりして劣化していきますが、そういう感じは全くないのが不思議なほど。

耐久性だけを追い求めると、チタンやステンになるでしょうけど、クッカーと擦れる金属の感覚を避けたい、口に触れる部分は天然素材のほうが違和感が少ないというコダワリは使用感や質感を高める要素でもあり、使い心地については素晴らしいものがあります。

ステンレス製の持ち手部分と竹の箸先のジョイント精度が非常に高く、つなげた状態で全くガタがありません。持ち手部分は円筒からエンド部にかけてゆるやかに四角形状になっていくために持ちやすく置いたときに転がらない仕様ですね。

箸先をキャップにねじ込み固定することができるため、キャップを持ち手にはめ込むと箸先は持ち手内部に触れることがなくなります。この構造によって箸先が乾きやすくなり清潔に持ち運びできます。
この組み立て収納プロセスがメンドクサイといえばそうなんですが、慣れてしまうと特に気にならなくなります。

通常の分割式箸は収納時に4本となりますが、箸先をグリップ内部に収納できるタイプの分割式箸は2本となり収納サイズがよりコンパクトになりますね。
頑丈なケースにヒモなんかもついていますけど、実際、箸をどこかにブラ下げることはないと思うので、ケース無しで使ったほうが、登山などでは使い勝手は良くなるでしょう。
※画像は旧型のケースです。
現行型のはあずき色のナイロン製ケースに変更されてますね。

普通の箸でもちょっと良い箸なんかは、和武器と同じくらいの価格になってしまいますので、めちゃ高い箸というわけでもなさそうです。スノーピークにしてはわりと良心的な価格かなと。

箸を変えてみて、ちょっとした贅沢気分を味わうのも、キャンプ飯の楽しみになりますね~