tent-Mark DESIGNSテンマクデザイン 革巻きキングトング。焚き火スペシャルな万能火ばさみです。 

先日、ワイルド1に立ち寄った際に「革巻きキングトング」を見かけてソッコー購入しました。 革巻きでないタイプの「キングトング」や小さ目の「キングトングS」は常に在庫がありましたが、革巻きは一時期在庫がない状態が続いていたため購入の機会を逃していました。今回購入できたのは入荷タイミング的にちょうどよかったのかもしれません。

キングトングは4種類発売されています。
長さ約395mmの 「キングトング」
レザーグリップを施した「キングトング革巻き」
長さ約180mmのショートタイプの「キングトングS」
そして長さ約490mmの「キングトング・ロング」です。

通常の焚き火ではノーマルサイズが使いやすく収納性にも優れています。小型の焚き火台での薪くべや炭つかみとして使うには短いSサイズが良いですね。ロングサイズは薪ストーブの薪くべに適しているでしょう。

究極のデザイン [KING Tongs]
GOOD DESIGN 2015 受賞しました!
今までに無いデザインのトングを新発売!
シーカヤック界のレジェンド 沖縄カヤックセンター仲村氏が自作し長年使用していたトングを元にデザイン!
20年以上焚火だけでツアー中の食事を作るプロがたどり着いたトングの究極の形です!
特徴的な先端は太い薪から楊枝の様な細い枝まで容易につかめます。
バネの部分は特殊な構造によりへたりにくく耐久性に優れます。
簡易的なダッチオーブンなどのリフターとしても利用できます。

tent-Mark DESIGNS

レザーの質感がめちゃくちゃイケてます!
柔らかいレザーのためちょっと傷がつきやすいですが、それもまた良い味になるでしょう。

革巻きキングトング
人気のキングトングに栃木レザーのぬめ革を巻いた特別モデル
「栃木レザーこだわりのタンニングレザー」
南米産のミモザの樹皮から抽出されたタンニン剤でじっくり時間をかけてなめし上げた純正ぬめ革です。
なめし方法に匠の技術を駆使し作り上げたワイルドで完成度の高いレザーです。
ぬめ革とは、日本の風土に合った加工方法で、タンニン液を満たした槽に皮を浸し、約1カ月から1カ月半をかけ基礎素材を作り上げます。
このぬめ革を更に水染め等の手法により染色仕上げをしております。※天然皮革の為、カラーはアソートとなります。(ブラウン系)

キングトングは焚き火用の火ばさみとして最高の使い勝手を有していますがその秘密は特徴的な「バネ」と「先端」の形状によるところが大きい。

地面に置いてみると通常のトングは「ハ」の字型になりますが、キングトングは「コ」の字型に開いてます。薪の太さとほぼ同じ開き幅ですね。M字バネの効果でアーム間のクリアランスを適度に保っているため、最小限の動作で細い薪も太い薪もつかみやすくなってます。

また、開閉の可動域も少なくてすむためバネへの負荷が小さく耐久性も高くなりますね。収納時に開き止めを付ける必要がないのも良いところ。

キングトングを閉じてみると先端はこのようなかみ合わせになります。

スキマなくとじる先端のため、細かい枝や小さい木くずなど、簡単につかめます。これは他のトングではなかなか難しい芸当です。

炭や枝の破片をつまんでという作業を容易にこなせるのは指先の延長みたいなものですね。

太い薪はギザギザの部分でしっかりつかむことができ、フックのようになった先端のため滑り落ちることがまずありません。

フックの様になってる先端はダッチオーブンのつるに引っ掛けることもできます。※撮影時にダッチオーブンがなかったのでユニフレームのファイアグリルを引っ掛けてみました。

グリップエンドには「tent-mark  Made in Japan 」のレーザーマーキングが施されており高い品質を物語っていますね~。

これだけの性能を持つトングの割に価格は比較的安めだと思います。
焚き火初心者からベテランまで使いやすい「キングトング」の紹介でした。