ノースフェイスの軽量ザックの紹介です
こちらのザックはトレラン用ザックみたいなハーネスと背面にメッシュのアルミフレームトランポリン構造を持ち、ロールトップ式という特徴があり30ℓで850gというライトウェイトザックです。
フレーム式で背負い心地を犠牲にせず、ボトムには厚手の生地が使われており、単に薄い素材で軽くしましたというザックとは違い技術の進歩をうかがい知ることができます。
正面とサイドの大容量ストレッチメッシュポケットは本当に大容量。だだ、あまりにも多く入れすぎると伸びてしまうのでご注意。
湾曲したアルミフレームとメッシュのトランポリン背面構造。750mlのボトルを余裕で収納するサイドポケット。サイドポケットは深さがあるので長めのボトルやポール形状のものを収納しても簡単に落ちることはまずありません。
ショルダーベルト2か所、ウェストベルト2か所、計4か所にポケットがあり、
スマホ、エマージェンシーキット、財布、カロリーメイト、ティッシュ、マルチツールなど、すぐ取り出して使いたい物を収納でき、使い勝手が良い。
Wチェストベルト付きハーネス形状のベルトはフィット感が高くザックが振られにくく快適。
ヒップベルトに荷重を分散させ腰で背負うというザックは多いと思いますが
FPハイブリッドは背中全体に荷重が分散し、吸い付くようにフィット。
トランポリン構造の恩恵をしっかり受けています。
背面メッシュなため汗抜けが良くシャツの張り付きが少ないため通気性能の高さを感じます。
雨蓋がないロール式のトップのため、小物の整理や出し入れに使いにくいという指摘もあるでしょうけど、外ポケットが豊富なので小物のザック内によく使う小物を入れる必要がありません。まあ、確かに不便なときもありますが、慣れの問題で解決できてしまいますし、ロールトップを伸ばせばかなりの容量アップに貢献します。
30ℓという容量は荷物多めの日帰り登山や山小屋泊くらいなら難なく対応できますし、軽装備でのテント泊も可能です。
フレームザックで850gという軽さは体感できるほどで、同程度の容量を持つ一般的なザックと比べて明らかに軽いです。ウルトラライトな装備ほどのストイックさはいらない、そこそこ軽くて快適なザックを試してみたいという方にはハマるかもしれません。
ただ、このザック、少々高いと思います。通常で2万円を超えてしまうので躊躇してしまいますね。
時々いつのまにか、30%offにて売られているときもあるので要チェックです