もう高価なソロテントはいらない?! リーズナブルプライスのテント NatureHikeネイチャーハイクという選択

ネイチャーハイク。あまり聞きなれないメーカーですけど高品質な素材を使ったアイテムを揃えリーズナブルプライスを実現した中国のアウトドアメーカーです。ソロテントにおいて特筆すべきは超有名メーカーとほぼ同等の生地が使われていることと、超軽量という点です。

前から一人用のテントが欲しいと思っていたのですが有名どころの品は4万円台とけっこうなお値段。

素材や縫製のすばらしさは確かなものでしょうけど、正直高いというのが率直な印象です。

独特の構造 アライテント オニドーム

テントフロアが台形で長辺の最も長い部分が230㎝というロングサイズ設計。
独特のフレームワークによりペグダウン無しで前室が出来上がります
インナーとフレームから直接ロープを引きペグダウンできるので最強クラスの耐風性があります

定番モンベルのステラリッジ

安心のスペックにリーズナブルプライス、モンベルのアフターサービスによって長く使い続けられる定番のステラリッジテント。本体とフライシートは別売りです。 こちらもインナーとフレームから直接ロープを引きペグダウンできるので耐風性があります

ヘリテイジの超軽量テント ハイレヴォ

日本の登山用テントメーカー、ヘリテイジの 超軽量テント、 ハイレヴォ は総重量1kg以下とオーソドックスなクロスフレーム構造のテントとしては最軽量クラス。日本の気候に合ったWウォール仕様の超軽量テントは快適な荷物の軽量化を可能にします。

気になるテント、ニーモアンディ

米国生まれのニーモ。シングルウォ―ルテントでありながら大きな前室を備え、アウトフレーム構造により素早い設営を可能にします。

軽さと快適さ最高ランク ニーモ ホーネットストーム 


以前のホーネットのインナーをメッシュからノーマルタイプにモデルチェンジして2019年ホーネットストームになり新発売。快適なWウォールテントでありながら総重量1Kgを下回る超軽量テント。

広々ロングサイズ プロモンテVL

ロングサイズの設定のあるプロモンテVL。スリーブとフックを併用したインナーは悪天候下での設営に有利です。鮮やかなブルーのフライがきれいです

かっこいい MSR ハバNX

マウンテンセーフティリサーチMSRのハバNXは張り姿がかっこよくフィールドに映えます。独自のフレームワークのテント内は大柄の方も狭さを感じにくい設計です。メッシュインナー仕様なので肌寒い時期の高山には向いていませんが夏 は快適です。

ゼログラム エルチャルテン1.5P

韓国メーカーゼログラムのライトウェイトテント。インナーがモノフィラ生地でできており通気性と撥水性を実現しています。アウトフレームの2ウォ―ル構造は快適性と設営の素早さを両立しています

NatureHikeネイチャーハイク ソロテント

上記、軽量かつ高剛性の一流テント群ですが、さすがに価格も一流といったところ。
どんどん価格帯を下げていきますと、NatureHikeネイチャーハイクのテントラインナップが出てきます。

シングルウォールでありながら前室を備え、メッシュウォ―ルを備えることで通気性と利便性を確保。1ポール構造なので自立はできません

アウターフレームの吊り下げ構造なので設営は非常に簡単でスピーディ。シングルウォールなので、結露が多いというデメリットはありますが、割り切って使いこなせれば現時点ではコスパ最高の超軽量テント。

ネイチャーハイクのテントを購入。

悩んだ末、↑こちらのテントのライトグレー色を購入

テントが届きました

テント本体、ポール、フットプリント、ペグ&ロープ一式の欠品や不良はないかチェックします。特におかしなところは見当たりませんでした。

1.5ℓのペットボトルと各ケースの大きさを比較してみます。1~2人用山岳テントとしては一般的な大きさですが、通常の1~2人用テントと比べると半分以下の大きさです。

スタッフサックにハンドルが付いています、地味ですが使い勝手を考えられた仕様ですね。 しっかりした縫製で簡単に取れそうな感じではないです。

テントを収納するケースはかなり余裕のあるつくりで、コンプレッションすると半分くらいになります。

素材はハイグレードテントと同等の7000系のジュラポール、まあ、素材のジュラにもグレードはありますが、強度的には無理な設営をしない限り充分過ぎるスペック。重量あたりの強度が高いので軽量です。

赤とグレーにアルマイト処理されたポールなので向きを間違えることなく設営できますね。

グロメットに差し込むポールエンドはさすがに若干の安っぽさ和はりますが加工精度も高く変にバリや変形、サイズ違いもなく実用十分

ポールのインロー継ぎ部分。パッツンって一瞬で繋がり、高価なテントとはなんら変わりはありません。精度的な質感はかなり良いです。

重さの実測値

フライシートとインナーメッシュ772g

ポール457g

付属のペグとロープ156g

グラウンドシート60g

合計 1445g。

これはモンベルステラリッジ1の重量とほとんど変わりません。価格を考えると驚異的なスペックです

設営してみる

テントのケースに縫い付けられた説明書。中国語なのでよくわかりません。

とりあえずグラウンドシートを広げてみます。このテントのフロア形状は台形のようなので頭側の横幅が広く足側は狭い仕様ですね。

とりあえずグラウンドシートを広げてフレームを組んでみます。
このテントは天井に交点1箇所のクロスフレームではないため、グラウンドシートの対角にフレームをセットしません。交点2ヶ所のうお座型フレームになるので、画像のような組み方になります。

頭側の空間が広くなるような特殊な形状のテントらしく、フレームを組む際の向きがあります。色分けしてあるので間違えにくくはなってますね。

通常、グラウンドシートの上にテントのメッシュインナーを敷いてからフレームをセットしますが、インナーのセットを忘れてポールを差したためこのタイミングで遅れてせっと。

頭上空間が広く頑丈なうお座フレーム構造ですが、フレームを組んだ状態で自立しないのがデメリット。

インナーのフックを引っ掛けていくと形になります。

下がグラウンドシート、上がメッシュインナーのグロメットです。

グラウンドシートとインナーにフライを付けるパーツが付いているので、インナー無しでもシェルターとして使える仕様のようです。

フレームにパチパチとフックを取り付けていくとすぐにインナーが立ち上がり、小さいテントなのですごく楽です。

フライをかぶせていきます。フレームの上部2ヶ所、交点2ヶ所、合計4ヶ所をフライに縫い付けられたヒモで結び固定します。

フライの4隅についているバックルでインナーもしくはグラウンドシートに取り付け固定

フライシートにたるみがないように テンション調整 します

このフレーム形状、魚の様にみえませんか?

ここまでで5分~10分くらい。ポールの組み方が独特ですが向きさえ間違わなければ非常に簡単です。このタイプのフレーム構造のテントは頭上ひろびろで居住性が良いのが特徴。広い前室は靴置き場や調理スペースとして有効。

設営で1点だけ気になったことが少々。ポールをグロメットから抜く際にエンドパーツが抜けることがあり、このような状態になることがありました。
ショックコードが切れた場合には抜けなくてはならない部品ですが、設営時には抜けてほしくないため簡易的にテープで固定するとか少量の接着剤で固定しておくことが必要かなと思いました。

スライダーの動作良好、いまのところ噛む気配はありません。反射材付きのパーツでインナーとフライをきれいにまとめられます

フライのロープを取り付けるループには反射テープが取り付けられていて夜間の視認性を確保。

頭側にあるベンチレーター。つっかえ棒式ですね。メッシュインナーなのに通気性良すぎ

天井にはランタンフック装備。細かいパーツですがこれがあるとないとでは大違い。ライトの設置がラクになります

ボトムのシーム処理 も丁寧。おかしなところは見受けられません。

ペグとロープが付属
1.5mmロープ2m×4
150mm6gペグ8本  1本6gと超軽量。 買い足すとしたらロープくらいの十分な揃いっぷり。

このテント
これだけのスペックで、12000円ほどです。なんというコスパの高さでしょう。有名メーカー製テントならば、別売りのフットプリントだけで5000円近くになりますが、ネイチャーハイクは付属しての価格というのが驚き。

メッシュインナーのため夏限定テントとなりますが、夜間冷え込む早春や晩秋、特に冬には使う予定はないので十分です。

ソロテント入門に最適なネイチャーハイクテントの紹介でした。