もう高価なソロテントはいらない?! 『NatureHikeネイチャーハイク』という選択。購入レビューと注目のソロテント8選 

NatureHike(ネイチャーハイク)。

あまり聞きなれないブランドですが高品質な素材を使ったアイテムを揃えリーズナブルプライスを実現した中国のアウトドアブランドです。※ Naturehike公式オンラインストア 2020年9月27日

ネイチャーハイクのソロテントにおいて特筆すべきは本格アウトドアメーカー製のテントととほぼ同等の生地が使われていることと、超軽量という点です。

以前から一人用のテントが欲しいと思っていたのですが本格的なものは4万円台からとけっこう高いお値段。

一流メーカーのテントは素材や縫製のすばらしさは確かなものでしょうけど、正直高価であるというのが率直な印象です。

独特の構造 アライテント オニドーム

テントフロアが台形で長辺の最も長い部分が1型で230㎝というロングサイズ設計。
独特のフレームワークにより前室がペグダウンせずとも自動的に出来上がります。インナーとフレームから直接ロープを引きペグダウンできるため最強クラスの耐風性があります。

定番モンベルのステラリッジテント

ハイスペックでありながらリーズナブルプライス、モンベルのアフターサービス体制も受けられるので安心して使い続けられるベストセラーテント。本体とフライシートは別売りです。 2019モデルからインナーが吊り下げ式にチェンジし、軽量性と設営性を向上。

ヘリテイジの超軽量テント ハイレヴォ

日本の登山用テントメーカー、ヘリテイジの 超軽量テント、 ハイレヴォ は総重量1kg以下とオーソドックスなクロスフレーム構造のテントとしては最軽量クラス。日本の気候に合ったWウォール仕様の超軽量テントは結露を抑制し快適な山行を実現します。

王者の風格 ヒルバーグ・ニアック

北欧のヒルバーグ社はテント一筋45年、独自の素材「ケルロン」を使用したテントはポールを通すだけで連結されたインナーとアウター、グラウンドシートが同時に立ち上がり、その設営の速さは悪天候時に最大のメリットになります。

軽さと快適さ最高ランク ニーモ ホーネットストーム 

以前のホーネットのインナーをメッシュからノーマルタイプにモデルチェンジして2019年ホーネットストームになり新発売。快適なWウォールテントでありながら1人用で総重量1Kgを下回る超軽量テント。

広々ロングサイズ プロモンテVL

ロングサイズの設定のあるプロモンテVLは体格の良い方でも広々ストレスなく過ごせるのが特徴。スリーブとフックを併用したインナーは悪天候下での設営に有利です。ブラウンカラーで出入口が左右についている限定モデルも発売中。

かっこいい MSR ハバハバNX

マウンテンセーフティリサーチMSRのハバNXは張り姿がかっこよくフィールドに映えます。イーストン社の新開発サイクロンフレームは非常に高弾性で折れにくい。生地の防水コーティングを見直し従来の3倍の耐久性を持つ素材により長く使えるテントです。

ゼログラム エルチャルテン1.5P

韓国メーカーゼログラムのライトウェイトテント。インナーがモノフィラメント(釣り糸を編んで作ったような生地)という 生地でできており、メッシュとは違い寒い時期にスース―しにくいのが特徴。 適度な通気性と撥水性を実現しているハイテクインナーです。アウトフレーム構造は設営の簡易性に優れています。

NatureHikeネイチャーハイク ソロテント

軽量かつ高剛性の一流テント群ですが、さすがに価格も一流といったところですね。
どんどん価格帯を下げていきますと、NatureHikeネイチャーハイクのテントラインナップが出てきます。

最近テント場やキャンプ場でネイチャーハイクのソロテントを見かけることも多くなってきました。

シングルウォールでありながら前室を備え、メッシュウォ―ルを備えることで通気性と利便性を確保。1ポール構造なので自立はできないため設営場所を選ぶ必要はありますが超軽量コンパクトに収納可能なミニマリスト向けテント。

アウターフレームの吊り下げ構造なので設営は非常に簡単で最速レベル。シングルウォールなので、結露が多いというデメリットはありますが、割り切って使いこなせればローコストで軽量化を果たせるコスパの高いテント。

ネイチャーハイクのソロテントを購入しました。

悩んだ末、こちらのテントのライトグレー色を購入しました。

テントが届きました

テント本体、ポール、フットプリント、ペグ&ロープ一式の欠品や不良はないかチェックします。特におかしなところは見当たりませんでした。

1.5ℓのペットボトルと各ケースの大きさを比較してみます。1~2人用山岳テントとしては一般的な大きさですが、通常の1~2人用テントと比べると半分以下の大きさです。

スタッフサックにハンドルが付いています、地味ですが使い勝手を考えられた仕様ですね。 しっかりした縫製で簡単に取れそうな感じではないです。

テントを収納するケースはかなり余裕のあるつくりで、コンプレッションすると半分くらいになります。

素材はハイグレードテントと同等の7000系のジュラポール、まあ、素材のジュラにもグレードはありますが、強度的には無理な設営をしない限り充分過ぎるスペック。重量あたりの強度が高いので軽量です。

赤とグレーにアルマイト処理されたポールなので向きを間違えることなく設営できますね。

グロメットに差し込むポールエンドはさすがに若干の安っぽさはありますが加工精度も高く変にバリや変形、サイズ違いもなく実用十分。

ポールのインロー継ぎ部分。パッツンって一瞬で繋がり、高価なテントとはなんら変わりはありません。精度的な質感はかなり良いです。

重さの実測値

フライシートとメッシュインナーセットで772g
ポール一式457g
付属のペグとロープ156g
グラウンドシート60g

合計 1445g。

これはモンベルステラリッジ1の重量とほとんど変わりません。価格を考えると驚異的なスペックです

設営してみる

テントのケースに縫い付けられた説明書。中国語なのでよくわかりません。

とりあえずグラウンドシートを広げてみます。このテントのフロア形状は台形のようなのでおそらくは頭側の横幅が広く足側は狭い仕様ですね。

とりあえずグラウンドシートを広げてフレームを組んでみます。
このテントは天井に交点1箇所のクロスフレームではないため、グラウンドシートの対角にフレームをセットしません。交点2ヶ所のうお座型フレームになるので、画像のような組み方になります。

頭側の空間が広くなるような特殊な形状のテントらしく、フレームを組む際の向きがあります。色分けしてあるので間違えにくくはなってますね。

通常は、グラウンドシートとインナーテントを敷いて四隅を仮ペグしますが、間違えてグラウンドシートにフレームを差してしまい後でインナーに差し替えしなくてはならなくなりました。

フィールドでの初張りでこういった凡ミスが発覚すると大幅に設営時間をとられてしまうので試し張り重要。

頭上空間が広く頑丈なうお座フレーム構造ですが、フレームを組んだ状態で自立しないのがデメリット。

インナーのフックを引っ掛けていくと形になります。

下がグラウンドシート、上がメッシュインナーのグロメットです。

グラウンドシートとインナーにフライを付けるパーツが付いているので、インナー無しでもシェルターとして使える仕様のようです。

フレームにパチパチとフックを取り付けていくとすぐにインナーが立ち上がり、小さいテントなのですごく楽です。

フライをかぶせていきます。フレームの上部2ヶ所、交点2ヶ所、合計4ヶ所をフライに縫い付けられたヒモで結び固定します。

フライの4隅についているバックルでインナーもしくはグラウンドシートに取り付け固定

フライシートにたるみがないように テンション調整 します

このフレーム形状、魚の様にみえませんか?

ここまでで5分~10分くらい。ポールの組み方が独特ですが向きさえ間違わなければ非常に簡単です。このタイプのフレーム構造のテントは頭上ひろびろで居住性が良いのが特徴。広い前室は靴置き場や調理スペースとして有効。

撤収で1点だけ気になったことが少々。ポールをグロメットから抜く際にエンドパーツが抜けることがあり、このような状態になることがありました。
ショックコードが切れた場合には抜けなくてはならない部品ですが、設営時には抜けてほしくないため簡易的にテープで固定するとか少量の接着剤で固定しておくことが必要かなと思いました。

スライダーの動作良好、いまのところ噛む気配はありません。激安テントはチャックの動きがイマイチで縫製の糸くずが多くてまともに動かないものもありますがネイチャーハイクは実によくできてますね。

まくり上げたインナーとフライのドアは反射材付きのトグルできれいにまとめられます

フライのロープを取り付けるループにも反射テープが取り付けられていて夜間の視認性を確保。

頭側にあるベンチレーター。つっかえ棒式ですね。フライの下にエアーが巡ると結露しにくく、結露したとしてもすぐに乾くのでなにげに重要な機能です。

天井にはランタンフック装備。細かいパーツですがこれがあるとないとでは大違い。ライト、ランタンの設置がラクになります

ボトムのシーム処理 も丁寧。おかしなところは見受けられません。

ペグとロープが付属
1.5mmロープ2m×4
150mm6gペグ8本  1本6gと超軽量。 買い足すとしたら予備ロープくらいの十分な揃いっぷり。

ネイチャーハイクのテントは、これだけのスペックで、12000円ほどという驚異的なコスパの高さ。

有名メーカー製テントならば、別売りのフットプリントだけで5000円近くになりますが、ネイチャーハイクは付属しての価格というのが驚き。

通気性の高いメッシュインナーのため、ほぼ夏限定テントとなりますが、夜間冷え込む早春や晩秋、特に冬には使う予定はないので十分です。

ソロテント入門に最適なネイチャーハイクテントの紹介でした。

関連記事

2021年7月下旬、テント泊初心者の妻と2人で槍ヶ岳登山に行ったときの装備品と行程を備忘録的に記録してみました。1日目にババ平にテント泊をして2日目に軽装で槍ヶ岳まで行って戻って来る予定でしたが、昼過ぎから雨予報のため途中で引き返[…]

関連記事

登山やハイキングでトレッキングポールがあると推進力の増加やバランスの補助など、疲労を軽減してくれるのでぜひとも揃えたいアイテムです。伸縮タイプのトレッキングポールは使わないときは少し重くてかさばってしまうのが難点ですがZ型に折りた[…]

関連記事

シェルターのインナーテントや2人で登山テント泊に使える小型の3人用テントは使い勝手が良いためいつか欲しいなと思っていました。カッコ良さげなニーモ・オーロラストーム3PかMSRのエリクサー3Pの購入か迷っていましたがグラウンドシート[…]

関連記事

Z折りのクローズドセルマットは中華製品を含めると数多くのものが発売されていますが、その中でも「サーマレスト・Zライトソル」と「ニーモ・スイッチバック」の2ブランドは高価ですが人気が高いですね。Zレストとともに気になっていたスイッチバックの[…]

関連記事

ウインドシェルは防水性のないペラッペラのジャケットですが一枚持っているとほんとに便利。ポケットサイズに収納できるためカバンやザックの隅っこに入れておくことも可能。Tシャツの上にサッと羽織れば冷たい風や紫外線から体を守ることができます。[…]