Trail Hutの『Pot Stand y』で登山装備を軽量化。固形燃料に最適化されたゴトクは見た目もGoodです

前回、チタニウムストーブを購入しましたがエスビットの固形燃料の臭さはチョット無理、と感じていたため、臭いの少ない固形燃料としておなじみの旅館などで使われている青いヤツを使うにちょうどよさげなストーブを探していました。

そんななか、無料でWebショップを運営できる「BASE」のショップの中に、Trail Hutというお店があるのを知りました。

Trail Hut は主に固形燃料やアルコールバーナーを乗せて使うゴトクを販売しているショップで、ステンレス板をレーザーカットして作られる、唯一無二のデザインと機能性を有するアイテムが揃います。

あまりのかっこよさに買ってしまいました。

三脚五徳 Pot Stand y。

Pot Stand Yを、固形燃料や53mm缶自作アルコールストーブ用に小型化しました。イズオブマージン・イージーユースな三脚五徳、 収納の小ささと開くだけの簡単セット、小型でも簡単な調理も対象に入れたサイズを設定しました。 早朝散歩から日帰りハイクでの湯沸しや登山やキャンプでの自動炊飯など、幅広く利用頂けます。
[ 仕様 ]
展開サイズ  外形 φ96mm(内径 φ58mm) x H=70mm
収納サイズ  W=52.5mm x H=70mm x D=9mm(最大部)
 ウェイト   19.5g
最大耐荷重  2.0kg (1.5kgまでを推奨)
素材    本体SUS 304 t=1.0mm 素地、ナットはスチール
製造    日本
価格    本体 ¥2,750 + 消費税 ¥220(五徳のみの価格です)

Trail Hut

ほぼほぼカタログスペック通りの重量です。

こういうタイプのゴトクは組み立てが面倒で安定感に欠けるものが多いですが Pot Stand y はスタンド部分がネジ留めされているので、開くだけでセッティング完了というイージーさが魅力。バラけることもありません。

これは登山で疲れて集中力がない状態でも簡単にセッティングできてよいです

アルコールバーナーは少し取り扱いが面倒なので、扱いやすい固形燃料を使います。ニチネンのカップ付き固形燃料25gを用意。このタイプは長期保存ができて便利です。

100均で3個パックのものが売ってますがホームセンターで買ったほうが安いですね。

25gの固形燃料を Pot Stand y に乗せてみると、燃料上部からクッカー底面まで約3㎝と理想的なクリアランスを保てています。

固形燃料の銀泊を広げると火力がアップし蝋が垂れることがありません。今回泊を広げるのを失敗して破いてしまいました。そこから蝋が落ちるのでアルミカップを敷いてガードします。

アルミカップは100均で買ったものですが直径5㎝のものがピッタリでした。

風のある屋外では風防は必修アイテムといえます。

RSRストーブのチタニウムフォイルが無加工で取り付け可能です。

この小さな風防だけで空のクッカーが吹き飛ばされるほどの強風でも火は消えず耐えられるほど効果があります。

下のスキマから酸素を取り入れることができるので煙突効果により火力アップを期待。

横から見るとこんなかんじ。

クッカーはエバニューTi570を使用。

450mlの目盛りまで水を入れて沸騰時間を計ってみます。クッカーはTi570、フタをしています。

燃焼中の臭いはまったくありません。

4分ほどでコトコトいいはじめ、6分30秒で完全に沸騰。気温が低いともっとかかるでしょうけど、充分に実用的です。


固形燃料はアルコールストーブ同様に燃焼音がなくて静かでよいですね。

沸騰したお湯が入ったTi570を外して、250mlの水が入ったエバニューFD400を乗せてみました。Ti570のフタを裏返すとFD400カップのフタに使えます。

5分30秒かかりましたが、続けて250mlのお湯を沸かすことができました。そのあとも燃え続け20分すぎたころにようやく消火いたしました。ニチネンの固形燃料はとんでもなく燃費がよいですね。驚きです

チタニウムフォイルを使って2重風防にすると、風のあるフィールドでお湯が沸く時間が早くなります。クッカーまでチタニウムフォイルが覆うので冷めにくく沸騰しやすいです。

クッカーエバニューTi570、フタ、、固形燃料×2で157gになりました。

ガスバーナーのときよりも200gほど軽くなり、大満足です