驚きの軽さ!卵2個分の重さしかないスリーピングマット『山と道 UL Pad 15+Sサイズ』を導入しテント泊装備を軽量化。

登山のテント泊装備軽量化に向けて超軽量のスリーピングマット『山と道 UL Pad 15+S』を購入しました。山と道 UL Pad 15はテント泊の装備を軽量化するうえで比較的安価に数百グラムもの軽量化をすることができるのでまずはじめに導入しやすいギアといえます。

UL Pad 15+ 厚さ1.3cm Sサイズ100cm×50cm 重量113g

山と道マットの中でも最も厚く重いUL Pad 15+の100cmのショートサイズで113gと卵2個程度の重さしかありません。175㎝のLサイズで198g、200cmの大型のXLサイズで226gと一般的なフォームマットの半分以下、iPhone12ProMaxと同じ軽さに驚きです。

UL Pad 15+の厚さは約1.3cmと厚みと重量比での断熱効果が非常に高いため1枚でオールシーズン使いまわしが可能です(寒い時期はベースマットとして使用)。マットの表面はフォーム地そのままむきだしではなく両面にシボ加工がされており、引っかき傷や割れに対して丈夫に仕上げられているため扱いやすい仕様になっています。

山と道のマットは厚さ1㎝の『UL Pad 15』や厚さ5mmの『MinimalistPad』もラインナップされてますが、フォームむきだしのシボ加工無しのため耐久性が高いとはいえず断熱効果とクッション性も必要最低限のため、軽量化最優先のウルトラライトハイカーやトレイルランナー向けともいえるでしょう。

UL Pad 15+のは高密度な低反発マットのような感じのしっかりしたクッション感覚があります。
マット下の地面に石などのでっぱりがあるとデコボコをダイレクトに感じやすく寝心地はイマイチになるのでテント設置の際には石ころなどを極力取り除いてからテントを張るようにします。

クローズドセルマットはエアマットのようにパンクの心配がないため、エアマットと併用し万が一エアマットがパンクしたとしても安心です。また岩の上に座布団的に敷いてくつろぐことができるのも良い点ですね。

UL Pad 15+Sサイズをざっくりロールしてみるとだいたい直径14センチくらいになります。もっとキツキツにコンパクトに巻くこともできますが巻き癖がきつくなりそうなうえに素材にダメージが及びそうなのでやめておきました。

いままで使っていたニーモのスイッチバックショート(300g)と手に取って比べてみると『山と道 UL Pad 15+S(113g)』のほうはまるで紙のように軽く感じます。懸念していた収納サイズもスイッチバックショートとほとんど変わらずに重さが約3/1になりテント泊装備を軽量化することができました。