ユニフレームのUFブッシュクラフトナイフを開封。コスパの高い国産ナイフです。

ユニフレームの2020年新製品、燕三条乃鋸に続いてUFブッシュクラフトナイフが12月19日に発売されていたので購入してきました。

ユニフレーム
UFブッシュクラフトナイフ

本体全長:約23cm
  刃長:約11cm
シース全長:約22.5cm

材質刃部:8Aステンレス
柄:ポリプロピレン・エラストマー
シース:ABS樹脂

重量本体:約150g
シース:約40g

キャンプ用品店でよく見かけるモーラナイフのコンパニオンよりは若干大きく、上位機種のガーバーグに近い大きさです。

スリムなエルゴグリップ仕様のためガーバーグほどゴツくはなく取り回しやすい重量とサイジングなところが良い感じですね。

さすが日本製のブレードだけあって傷一つありません。刃付けもされており開封状態で紙がサクサク切れるほど。

素材の8Aステンレスは錆びにくいというのはもちろんのこと、研ぎやすいという特徴があり、研いで切れ味を保つことが容易になります。

ブレードは万能型のユーティリティ形状、コンベックスグラインド(ハマグリ刃)に刃付けされており、荒っぽく使う薪割りと切れ味を求められる調理のしやすさを両立しています。ブッシュクラフトナイフというだけあり、ブレードの背を叩くことを想定されているためハンドルから先っちょまで十分な厚みがありますね。

鋼材がグリップエンドまで貫通したセミフルタング構造により、バトニングで叩き込んでもグリップが外れてしまうこともなく耐久性も安心ですね。刃厚が3.5mmもあるのでうっかりコジってパキンと折ってしまうこともないでしょう。

ブレードの背はエッジが立っているのでメタルマッチをこする際に火花を飛ばしやすくなってます。

このナイフすごく握りやすいです。レザー調のエラストマーグリップにより滑りににくいのはもちろんのこと、中央のコブみたいに膨れている部分が手のひらにフィットして力を入れやすいです。よく考えられた作りになってますね~。

サヤ(シース)はABS樹脂製で少しチープです。別でレザーシースが売られていたら買うかも。

サヤはループではなくフック状になっておりベルトに通すことも可能。まー、ベルトに通してブラ下げて持ち歩こうとは思いませんがそういう使い方もできますよと。

薄い板状のものやツールバッグのフチなどに差して固定しておけるのでこれはこれで便利そうですね。

使い込んでみないと見えてこない部分もあるかと思いますがブッシュクラフトに特化したコスパの高いナイフだと感じました。思いのほか切れ味が良く魚を締めたりさばいたりもできそうなので買ってよかった。フィールドデビューが待ち遠しいですね~。

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あと、ナイフの所持は銃刀法に触れてお縄になる可能性もあるということを忘れてはいけません。ナイフを運搬する際にはキャンプ用品のツールボックスなど簡単に取り出せない場所に入れておき、キャンプから帰ってきたらツールボックスとともに車からおろすようにしておけば問題ありませんね。

銃刀法第22条(刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物の携帯の禁止) 何人も,業務その他正当な理由による場合を除いては,内閣府令 で定めるところにより計つた刃体の長さが6センチメートルをこえ る刃物を携帯してはならない。

■持ち運ぶのに正当な理由とは・持ち運ぶ時の注意点
「通常人の常識で理解できる正しい理由」


 正当な理由とされる場合の例
 ・買ったナイフを自宅に持ち帰る、

  修理のためにメーカー販売店に持っていく。
 ・釣やキャンプで使うための往路、復路など
 ・ナイフメーカーがナイフを売るためにディラーにナイフを運ぶ
 ・板前さんが店に自分の包丁を持っていく途中
  ただし、携帯する場合は現場に着くまでは厳重な梱包が必要です。
  充分な注意を払って厳重に梱包してはじめて持ち運びが可能になります。


 正当な理由とされない例
 ・護身のため、と言って持ち歩く
 ・ミニチュアナイフをファッション感覚で身につけて歩く
 ・ナイフショーに客である自分がコレクションナイフを持っていく
 ・ナイフ愛好家たちがナイフを持ち寄りナイフを見せ合うために集まる

参考サイト:JKG 銃刀法・軽犯罪法とナイフ