カブトムシの幼虫を育成する。幼虫を大きなケースに移してマットを交換した

前回、幼虫の引っ越し前の準備として、大き目のケースに水分調整したマットを入れて1週間以上寝かし、発酵ガスの揮発を行いましたので、今回は引っ越し作業をしていきたいと思います。

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ケース内に何匹の幼虫がいるのかわからないので、用意した新聞紙上にあけてみてみたいと思います。


ドサーっと飼育ケースからマットを広げるとかなり大きくなった幼虫を何匹か見ることができます。
マットを食べて大きくなった幼虫は1か月ほどで親指大ほどの大きさになっていました。


黒っぽいツブツブは幼虫のフンです。

今回、卵から幼虫になるまでマットを1か月間交換していませんが、既にかなりのフンがたまっていました。幼虫が大きくなると急激にマットの消費が激しくなりますね。

あと1週間ほどはもちそうでしたが、思いのほか幼虫が大きくなっており、小さなケースの中では過密状態となり狭そうでしたので、交換タイミングとしては早すぎというほどではないのかなとは思いました。


幼虫を選別する際には手袋をしたほうがよいとのこと。

手が汚れずになにかと便利でした。


幼虫を全て取り出し数を数えると16匹でした。

飼育ケースは20ℓのマットが入ったケースを2つ用意しましたので、1ケース8匹入れます。

一般的に1回目のマット交換では、幼虫1匹あたりマットの消費量2ℓを目安に用意すると考えられているらしいので、今回用意した飼育ケース1匹あたりのマット消費量は2.5ℓとなりますので余裕をもって育成することができるのかなと思います


1匹だけ極端に小さい個体がいて気になりますが、16匹全て元気に潜っていきました。

来年の春、2回目のマット交換までこちらですごします


飼育ケースのフタをかぶせる前に、新聞紙を挟めると良いとのことでしたが、通気性が高い不織布(ふしょくふ)のほうがよさそうでしたので、ダイソーで買ってきました。


飼育ケースとフタの間に不織布をはさめることでコバエなどの虫の侵入防止や調湿・保温の効果があるとのこと。

広げると1.8m×4mの大きすぎる状態になるので、3つ折りくらいにしてフタの大きさに合わせてカットして使います。


幼虫は冬眠して越冬するということなので、 寒くなるようなガレージの中に飼育ケースを保管しておいたとしても問題ないとのこと。

来春には幼虫たちがさらに大きくなっていることでしょう、楽しみです