久しぶりにブッコミ釣りをしてみたくなり、リールを新たに購入しました。リールを購入するのは10年ぶりなのでどのくらい進化しているか気になります
ブッコミ釣りとはその名の通り「仕掛けを海にぶっこんで待つ」という、魚が掛かるまで置き竿で狙うスタイルの釣り方です。
比較的安価な道具仕立てとシンプルな仕掛けで始めることができ、大物を狙える要素がたっぷりの魅力的な釣り方といえます。
今回購入した、ダイワ・クロスキャストQDはブッコミ釣りに最適な、「QD(クイックドラグ)」を搭載したリールです。
ブッコミ釣りではキャスト時にドラグをロックし、キャスト完了時にドラグをフリーにするため、簡単操作のQDは非常に便利です。
■クイックドラグ ドラグノブを約1回転するだけで緩める・締めるが可能なドラグ機能。例えば遠投置き竿釣法を行う際、ドラグを締めていると竿やリールが水中に引き込まれてしまうこともある。逆にドラグを緩めておくと掛かった際にやり取り(ドラグを締める)までに時間がかかり、バラしてしまうことも。クイックドラグなら掛かるまではドラグを緩め、掛かった後は迅速にドラグを締めることができるのでやり取りまでにもたつかない。 |
パワータイプのロングハンドルを標準装備。重い仕掛けや大物を遠くから強引に引き寄せるためには必要な装備です。
10年前のリールとは比較にならないほど進化した機能と優れた意匠のボディです。
1万円以下のリールとしては驚くほどの仕上げの良さ。特筆すべきは複雑な形状に肉抜きされたローター。成型後にマシンカット加工で製作されたかのような形状ですが、コストのかかる工程をあえて採用しデザインと機能へのこだわりがハンパないですね。
低価格の量産リールで実現するとはスバラシイ。
クロスキャストは4000~6000(数字が大きくなるほど太いラインを巻ける)のバリエーションがあり、QD機は4000のみです。
4000は4号のラインを250m巻くことができ、マダイ・クロダイ・カレイ狙いであれば4号で十分です。また、遠投カゴ釣りや投げ釣りに使いまわすにも4号ラインは適切な太さといえます。
テーパーライン付きの4号の投げ釣り用ラインを購入。
220m巻きのラインで少ないように思えますが、スプールの仕様通りに250m巻くと、バックラッシュ等のライントラブルの原因になるので、若干少な目に巻くのがライントラブル防止のコツです。