黒鯛のウキフカセ釣りを始めてみよう 種類が多くて迷うチヌ針の選び方

まずはじめのチヌ針はどんなのを選べばよいの?

チヌ針はたくさん種類がありどれを選べばよいのか迷いますが、まず初めに「3号」「色付き」「ケン付き」の針を選ぶとよいです。

針の号数は大きなオキアミを使いたいときや2匹掛けにしたいときは3号以上、食いが渋っていたり小さいオキアミを付ける場合は2号以下としますが、オールラウンド的に使いやすい3号を基準とします。また、メーカーや針の種類により同じ号数でもだいぶ大きさがちがいますが3号であればほぼほぼオールラウンド的に使えるのでおすすめです。

色付きの針はカムフラージュや集魚以上に、塗装の剥がれによる魚種の判断が可能であることが最大のメリットです。小さいフグや根魚、クロダイが針を噛むことにより塗装が剥がれますが、その剥がれ具合でどのようなエサ取りあるいはクロダイが集まってきているのかの判断材料になるのでパイロットフックとしておすすめです

針の軸にカエシがついたケン付きの針は遠投時の衝撃や空気抵抗でサシエサのずれや脱落を防ぎます。ネリエサにも効果があるのでくこれといって大きなデメリットはありませんので最初の針として、とりあえずケン付きを選んでおけば間違いはないでしょう。

軸太重量タイプ

軸太重量タイプの針は水深があり潮流の早いポイントで付けエサを底まで素早く沈めたいときに有効です。また、軸が太い針は強度が高いので伸びたり折れたりしにくく、大型のクロダイ狙いやバンバン数を釣り上げるときに有効です。

掛かりが浅くバラシが多いとき

すっぽ抜けやバラシが多きときは食い込みが浅いことが多いです。針以外の問題であることが多いのですがとりあえず針を交換することでバラシが少なくなることがあります。小針軽量タイプで半ヒネリのものや2段カエシの針が有効です。

ケイムラ、夜光集魚タイプ

オキアミは発光器官を持っており暗闇で薄緑に光ることがあり夜光針も同様の集魚効果があります。また、ケイムラ塗装の針は紫外線に反応し蛍光を発し集魚効果を発揮します。まずめ時や濁りの強い日、夜釣りで効果を発揮します。

手返しを早くしたいとき

小アジや小フグなどの外道が沸いているときは針外しを簡単にできるスレ針がおすすめ。スレ針はカエシがありませんが思いのほかバラシが少ないです。ただ、底ベタで仕掛けを流すような釣り方では掛かりが良くないですね。クロダイを浮かせて中層で掛けるような釣り方に向いています。