伸縮×ピンロックポールの良さ
ポールは継ぎ足していくタイプとヌンチャクみたいに連結されているもの、そして伸縮式のものがあります。
強度的には
継ぎ足しタイプ≒連結タイプ＞伸縮タイプ になりますが
使い勝手の良さ
伸縮タイプ＞連結タイプ＞継ぎ足しタイプ になります
ポールのセッティングで面倒なのは継いでいく作業ですが伸縮ポールはただ伸ばすだけで簡単にセットできてしまいます。
そして伸縮ポールのなかでも、無段階的に長さを調整できるスクリューロック式とピンの穴位置で長さを決めるプッシュピンロック式があります
スクリューロック式は調整幅が広く微妙な長さ調整も可能ですが、固定力が完璧とはいえず内部まで濡れてしまうと滑っていつのまにか短くなってしまうこともあるようです、その点、プッシュピンがポールの穴にはまることでロックするタイプは位置ずれがありません。
ロゴス プッシュアップポール
プッシュピンロックタイプのベストセラー、ロゴスプッシュアップポールを購入しました。
主にタープやテントの張り出し調整など、サブ的に使う予定です
仕舞い寸法１０３㎝と少し長いですが、強度と使い勝手の優れる3本継ぎ仕様。表面アルマイト処理によりツヤ感があり汚れが付きにくい仕様になっています。
１本２７００円と国内メーカー製のポールとしては非常にリーズナブル。
プッシュピンを指で押しつつポールをスライドさせ長さを調整します。
長さは１０３㎝から２５０㎝まで３４段階に調整可能。
プッシュピンの押しやすさは硬すぎずひっかかりもなくかなり良いです。キャンプ初心者や女性にも取り扱いしやすい仕様。
下部のロックピン穴は4つ
上部のロックピン穴の数が多くより微細な調整も可能になっています
ガタツキなどは少なく、想像以上に頑丈な印象
伸ばすときや収納するときにプッシュピンがいちいち穴にハマり全て押していかなくてはいけないの？という心配はご無用。
ピンを押したままポールを少し横にひねり、そのままスライドさせればOKです。ピンがいちいち穴にハマることはなくスライドできるようになり、任意の長さの位置で素早く止めることができ便利です。
新品時にポール先端に黒い樹脂キャップがついていますが、これはすぐになくなりますしあまり効果がないので外して使います
ポールエンドキャップは黒い樹脂製です。
高級ポールのようなエラストマーではないのですが、使い勝手に差が出ることはないでしょう。
下の節は太く頑丈でも先端は細く弱くなるのは伸縮ポールの宿命。
風の強い日は先の節を縮めるなどしたほうが良さそう。
ロゴス ボールエンドロック
プッシュアップポールの先端にゴム状のボールパーツを取り付けると、幕体を下から突き上げることができるので、雨が降ったときにテントの張り出しに水がたまるのを防いだりと、長さを調整できる伸縮ポールならではの使い方もできますね。
まとめ
ロゴスのプッシュアップポールはだいぶ前から発売されていて、いつか買おうと思っていましたが収納寸法の長さが気になり購入を見送っていました。
実際買ってみると収納寸法１０３ｃｍという長さはクルマのラゲッジに横にも縦にも無理なく積める長さで意外とかさばらないということが判明。
セッティングにかかる労力が減少しタープや張り出しの設置がだいぶ気軽にできるようになったため満足の買い物でした。
