寺泊港で秋の小クロダイをウキ釣りで狙ってみた。

寺泊港にクロダイを狙いに行ってきました。

寺泊港はほぼどこでもクロダイが釣れますが寺泊中央海水浴場横から長く伸びる「砂防堤」は適度に水深もあり実績もあるので、最もクロダイを釣りやすいポイントといえます。

砂防堤駐車場への入り口

砂防堤入口から奥まで進むと駐車場があり、少し歩くと堤防にすぐ出れます。
公園にも近くトイレが使えるのでファミリーフィッシングにもよいところです

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駐車場から堤防までは比較的歩きやすい砂利道を通って向かいます。以前、ここは海だったところですね。

テトラ側は静かな内湾なので高波に強く比較的安全。先端付近は波が乗り上げるので高波時は無理です。
ハゼやアイナメ、小アジなどが釣れます。

砂防堤の中間地点に分岐があります。ここは高波になると飛沫を上げて波が堤防に上がってきます。

本日のコマセはマルキューの2019新製品年新製品「チヌパワーVSP」を使用。初めて使いますがチヌパワー系のムギやコーンが大量に入っているタイプとは違って、集魚力の高い粉をベースとしたタイプです。どちらかというと、エサ取りの少ない冬や春先に向いた配合餌といえるでしょう。集魚力が高いため、エサ取りを寄せすぎるといったデメリットはあります。

付けエサはハード加工オキアミ「Gクリル」、比較的リーズナブルですが遠投での針落ちしにくさに優れているのが特徴。

うっかりコマセの水分量を誤って多めにしてしまい、ベチャコマセになってしまいました。コマセを塊で遠投できずポイントを絞れないという最悪のスタートですが幸いポイントが近そうなのでなんとかなるでしょう。

お隣の黒鯛師にもポツポツ釣れてきていましたがやはり手のひらサイズの小型のクロダイです。周りの釣り人はサビキやルアーの人が多いですね。サビキでは20㎝くらいのアジが釣れ盛っていました。寺泊港は遠投ウキサビキでアジが良く釣れます

釣り始めて30分くらい経ったところで私にも来ました。
手のひらサイズのクロダイですが鯛ならではのトルクフルな引きを見せてくれます。入れ食いモードに突入し10枚ほど釣ったところでデカい落ちギスが掛かりました。11月ですがまだキスが釣れるんですね。

その後、小クロダイのアタリがぱたりと止み、大型が回遊してきたのかなと思いましたが、ボラの群れが集まってきたようで、池の鯉状態でコマセに群がります。ボラの遊泳範囲は広いのでなかなかかわすのが難しい状況。

夜になるときっと大型のクロダイが回遊してくるのだろうと思いながらも
ボラが多くなり向かい風が強くなってきましたので17時頃納竿。

秋特有の小クロダイの数釣りを楽しめました。

釣りデータ

場所:寺泊港 砂防堤内側 水深約4m
時間:  14:00~17:00
潮:小潮
天気:くもり

タックル:ロッド アテンダーⅡ1.5
     リール BBXテクニウム2500
ライン ハイポジションフロート2号

仕掛け:ウキ 遠矢ウキ300s小
    ハリス サンラインVハード1.5号
    針:ウルトラ競技チヌ3号 

釣果:手のひらサイズのクロダイ16枚
   20㎝ほどのシロギス1匹
   20㎝くらいのアジ3匹
   ボラ1匹