10年以上使ったキャプテンスタッグの2バーナーをメンテナンス。Oリングとパッキンを交換してみた。

ウチには10年以上使っているキャプテンスタッグの2バーナーがありますが、全くと言っていいほどメンテナンスをしたことがなく劣化しているであろうと思われるガス缶の接続部分のパッキンを交換することにしました。

修理扱いになってしまうと有料になるので、一応キャプテンスタッグに問い合わせてみました。

以下、メールの回答文です。

お問い合わせいただきました2バーナーコンロ(ブレスト)のガス缶接続部の
パッキンには、「0リング」と「シールパッキン」がございますが、いずれも
お客様による交換が可能でございます。


Oリングにつきましては、製品として販売させていただいておりますので、
販売店またはインターネット販売でご購入いただけます。
下記の製品番号でお問い合わせ、ご検索いただきますようお願いいたします。
【M-8801 ガス器具用Oリング(4個組)】(添付写真の左)

シールパッキン(添付写真の右)につきましては、弊社から直接販売させてい
ただきます。
お値段は@100円+送料84円でございます。

シールパッキンご希望のご連絡をいただきましたら、ご購入方法のご案内を
差し上げますので、よろしくお願いいたします。

キャプテンスタッグ

とまあ、画像付きで親切丁寧に回答いただき、右のシールパッキンも1台分2個注文しました。

銀行振込で手数料を入れても500円かからず早速注文しました。

2バーナーのガス缶を接続する部分をチェックしてみると、大きなダメージはなくパッキンは見た目では少し白っぽくなっている程度でそれほど劣化しているようにはみえませんね。

注文していたOリングとパッキンが届きました。

まずは「パッキン」を交換していきます。パッキンは厚めのラバーといった感じですので、取外しにはしっかり力の入る小さ目のマイナスドライバーを使います。

ガスレギュレーターの溝にはまっているパッキンの隙間にマイナスドライバーを入れてすくい上げるようにすると簡単に外れます。

左が新品、右が古いパッキンです。白っぽくなっていますね。

白っぽく古くなっていたとはいえシーリング性能は保てているのでガス漏れはありませんでした。新品と比べると硬くなって柔軟性がなくなっていました。

レギュレーターのネジに大きな傷がないことを確認し、ガス缶接続部の溝にパッキンをはめていきます。

厚いパッキンは硬く指先ではなかなか取り付けできないので、マイナスドライバーで突いて溝にはめていくと割と簡単に取り付けできます。

続いて「Oリング」の取り付けです。パッケージに交換方法の図がありますが、つまようじではOリングを取り外すのは難しいと思います。

つまようじでやってみましたが無理でしたのでOリング外しでよく使う専用のピックツールを使いました。 千枚通しや大き目の安全ピンの先端でも簡単に外せますが、ネジ山を傷をつけないように注意ですね。

新品のOリングを傷つけないように、つまようじで押してはめていきます。はめたOリングがいびつな形になっていなければOKです。

バーナーヘッドや内部はまだまだキレイな状態なので、Oリングとパッキンを新品にかえておけばまだまだ長く使えそうです。国内メーカーだとアフターサービスもしっかりしているのでメンテナンスのパーツさえあれば何十年と使い続けられるのが良いところですね。

ほとんどキャンプに出掛けなくなる冬にはキャンプ道具のメンテナンスをして過ごしてみるのもいいかもしれません。