クロダイのウキフカセ釣りで使う棒ウキの中で最も有名なのは遠矢ウキなのではないでしょうか。遠矢ウキとはクロダイ釣りの名手でもある、遠矢国利氏が開発し、初心者から名人まで誰もが使いやすく、効率よく釣るための棒ウキです。
バリエーション豊かな遠矢ウキですが、まず初めの１本としておすすめしたいのが遠矢ウキ300s（小）です。
比較的リーズナブルな価格でありながら遠投性能、感度、安定性、頑丈さ、パーツの供給、すべてにおいてバランスが良く買って後悔はしないでしょう。また、トップとボディをセパレートできるモデルなので収納しやすく、トップをより見やすいものやケミホタルに付け替えることができます。
付属の棒オモリをトップ内部に入れて使うこともでき、高波での安定性や向かい風での飛距離を稼ぐ際にウキの自重を増やしつつ、仕掛けにはあまりガン玉を打ちたくないといったシチュエーションに対応し、オールラウンドに使いこなすことができます。
ボディー長３０㎝、トップを接続すると全長６４㎝になり、遠矢ウキの中ではミドルサイズの扱いやすい長さになります。３００ｓのトップの緑糸の部分は直径４．１ｍｍ、その先は３．５ｍｍの太さの２段構えになっており、最高レベルの視認性と安定性を有します。さらに視認性を高めたい場合、遠矢ウキ日本海の太さ４．１ｍｍトップを使用できます
左から遠矢ウキ超遠投（小）、遠矢ウキ超遠投（中）、遠矢ウキ３００ｓ（小）ボディの長さを比較すると３００ｓはかなり短く感じますが、そのぶん取り扱いが容易です。オモリ負荷は０．５号～１．５号くらいで使うことが多いです。
超遠投は確かに性能が良いのですが高価ですので、根掛かりでロストしてしまうと泣きを見てしまうので、３００ｓメインで使っております
遠矢ウキのケースはロッドについてくるケースを切って自作するのも良いですが棒ウキ専用のウキケースもあります。スリムなタイプのウキケースはロッドケースに収納しやすいので、多くの棒ウキを持ち運ぶ際にトップと本体を別けて収納すると良いです
年無しサイズ ５０㎝メジャーのついたウキケースです
